今日は久々に患者さんが書いて下さった手紙を掲載します。
本来、このブログはタイトル「みのり先生の診察室」とあるように、診察室での出来事や、患者さんの生の声、アンケートなどをそのまま掲載し、私がコメントするというものでした。
患者さんたちも自分の書いたアンケート用紙が掲載されるのが楽しみなようで、掲載するといつも決まって診察室でわざわざお礼を言われます。
お礼を言うのはこちらの方なのに
そして患者さんの書いたものを載せた記事は大人気でした。
私が病気の解説をするよりも、実際に痔になった人の話の方が説得力があって読みやすいと
おそらく1000枚近く溜まっていると思われるアンケート用紙。
少しずつですが、掲載していこうと思います。
今日は裂肛から痔瘻になってしまった30代女性が送って下さった手紙をご紹介します。
お手紙を読んで思わず笑ってしまいました
オシリを洗わないご主人を汚い〜と言っていたことを謝り、そして娘さんにも口うるさく言われていたのですね。
だけどその小さな娘さんがママの言いつけを守らず、ちゃんと洗ってなかったという結末に大笑いしてしまいました
いや〜、ちゃんと洗ってなくて良かったですね〜。
小さなお子さんの洗い過ぎも増えていますから。
この患者さんだけでなく、残った便を出し切るようにしたら、痛みも腫れもなくなって、そしてウォシュレットを使わなくてもキレイに拭き取れることに感動されます。
短いですが、このようなアンケートを残された患者さんも
そもそもスッキリ排泄できていれば洗う必要ないんです。
洗わないといけないような排便を治すべきなのに、そこに気付く人はほとんど居ません。
便が残っている状態を私たちは「出残り便秘」と名付け患者さんに説明しています。
詳しくはコチラをお読み下さい
この出残り便秘や鈍感便秘が痔の原因になっていると考えて治療をしています。
これら出口の便秘を治せば痔が治ってしまうことをたくさん経験しています。
だから痔の根本治療は痔の原因となった便通を治すこと。
手術は必要ないことが多いです。
痔の多くが切らずに良くなります。
手術を受ける前に便通を治してみて下さいね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬もオシリを洗いすぎると
人間と同じように
温水便座症候群になるんだろうなぁ
クリックお願いします
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
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是非、本屋さんで買ってください