アメブロのホーム画面を開いたら、「1年前に書いた記事があります」とメッセージが。
その記事がこれ
毎年、12月になるとなぜか糞詰まりの患者さんが多く、摘便ばかりしていました。
摘便後、浣腸をしてトイレに行って便を出してもらったら、それが巨大ウンコで詰まってしまったことがあったんです
何をやっても詰まりが取れず、結局、専門の業者さんに来てもらって便器を外して取り除いてもらったのですが、いやー・・・今だから言えますが、11万円の費用がかかってしまいました(悪徳業者ではありませんよ)
だから、たかが糞詰まりと言えないのですよ
トイレで流れない、トイレが詰まってしまうくらいのウンコなんて、見たことがないという人も多いでしょう。
信じられないかもしれませんが、摘便で洗面器いっぱい分くらいの便を摘出したこともありますし、あまりにも便塊が大きくて麻酔をかけて出したこともあります。
テニスボールよりも大きな便塊でした
今年はハードな摘便が少なく、一度痛い目にあった患者さんたちが、日常の排便管理をきっちりされているので、2020年は平和に終わりそうです
何度もこのブログで書いていますが、便は急に詰まりません。
日頃の残便の結果です。
毎日排便があってもスッキリ出ずに残っていたら、糞詰まりになることがありますので注意してくださいね。
糞詰まりで摘便になった患者さんの多くが毎日少しは便が出ていたとおっしゃっていますから。
そして年末年始は糞詰まりになっても対応出来る肛門科がどこも閉まっています。
また今年はコロナのこともあり、糞詰まりを引き受けてくれる医療機関があるかどうかも分かりません。
だから例年以上に詰まらないように注意しておいてくださいね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
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化粧品と発酵素するりの記事は
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