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飛沫ストップ患者搬送車を病院へ スバルが改造車を寄贈
2020年10月02日(金) 10:30 配信 朝日新聞デジタル(アピタル) 医療
自動車大手スバルの群馬製作所(群馬県太田市)の技術者有志が、新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染を防ぐ仕様に、市販のスポーツ用多目的車(SUV)を改造した。
コロナの感染拡大を受け、「何か貢献できないか」と手弁当で知恵を出し合った。
スバルから寄贈を受けた市内の太田記念病院で、感染者の送迎用に使われる。
スバルによると、まず前席と後席を透明な間仕切りで遮断。
さらに外気が入るようエアコンを設定することで前後席に気圧差を発生させ、後席から前席への飛沫の循環を防ぐ。
感染病棟の陰圧室と同じ仕組みだ。
商品企画本部の五島(ごしま)賢プロジェクトゼネラルマネージャーを中心に有志5人が4月から3Dプリンターを使ってSUV「フォレスター」の加工に着手した。
最も神経を使ったのは前後席間で本当に空気が漏れないかという点だった。
特殊ガスを後席に注入し、前席に流れ込まないことを繰り返し実験で確かめた。
いったん4月末に完成したが、エアコンを遮断することで生じる後席の温度上昇の問題が浮上。
携帯用クーラーを使えば2時間しのげることを確認した。
猛暑の中、汗だくでの試験運転を重ねるなど、改良は8月までかかった。
完成した改造車1台は太田記念病院へ9月30日に寄贈された。
軽症者や感染が疑われる人の搬送に使うという。
病院によると、救急車の場合、車内に張ったビニールを外すなど搬送後の養生や消毒に約1時間かかっていた。
この搬送車両だと簡単な消毒だけでまたすぐに使えるという。
有野浩司院長は「防護服などのフル装備でなくても医療従事者が活動できる。
我々と患者の両方の負担を減らせるのはありがたい」と話す。
スバルは需要があれば今後も車両の改造を続けるという。(長田寿夫)
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SUBARUファンとしては嬉しいニュースですね。
今後の改造にも期待します
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