”新型コロナウイルスワイドショーと医療崩壊” | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

よくシェアさせて頂いている脳外科の先生のブログ。

 

全く同感です。

 

別の形での医療崩壊が心配です。

 

保険診療で開業されているクリニックの先生が

 

「2週間に1回、受診していた患者さん達が皆、通院が怖いから薬だけ欲しいと長期処方を希望され、3ヶ月分出したら収入激減で・・・。コロナが収束しても一度、3ヶ月処方の味を覚えた患者さんは次も長期処方を希望するだろうから、結局、コロナをきっかけに2週間に1回通院が3ヶ月に1回通院になる。このままでは収入激減で大変だ・・・。」

 

と言われていました。

 

保険診療では「いかにリピートしてもらうか」ということが大切で、しかも頻繁に通ってもらうほうがいいわけです。

 

月に1回よりも週に1回のほうがいいし、3ヶ月に1回なんてことになると大変なわけです。

 

私の外来に来られていた患者さんが

 

「今まで先生の指示通り2週間に1回、薬をもらうためだけに通院してたけど、コロナになってから3ヶ月分の薬をもらえるようになって、今までの通院は何だったの?って思いました。意味の無い、ただ薬をもらうだけの通院は、患者側にとっても、時間とお金の負担が大きくなるだけでメリットはないですね。」

 

と言われましたが、悲しいですがその通りだと思いました汗

 

 

うちの診療所は自由診療で診察代が高いので、できるだけ通院が少なくすむように配慮しています。

 

 

そもそも痔は慢性疾患ではなく、痔が治ったら患者さんが通って来なくなる科なので、「ダラダラと通わせていることは恥ずべきこと」という意識でやっております。

 

 

いかにリピートしてもらうかを考える方が経営的には良いのかもしれません。

 

 

でも医療はリピートさせないことこそ診療の真髄。

 

 

治してなんぼ

 

なので、「あそこに行ったら治るよ」という評判のほうが私は嬉しい。

 

 

ずっと通ってもらうために診療をしているわけじゃないから。

 

 

以前、この点についても脳外科の先生がブログで記事にされていてリブログしました。

 

 

 

 

話がそれましたが、新型コロナウイルスに関する分析と医療崩壊について、今何が問題なのかよく分かるので是非お読み下さい下矢印

 

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