マスクの有効性について | みのり先生の診察室

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お尻で悩める人へのメッセージ

マスクは新型コロナウイルス感染防止に有効なのか?

 

ということについては国内外でも賛否両論あり、どの情報を信じたら良いのか分からない人も多いでしょう。

 

またマスクにも色々な種類がありますからね。

 

布マスクは意味がないと言い切っている人もいますし・・・。

 

 

そこで今回は参議院議員、慶應義塾大学大学院法法務研究科教授、
慶應義塾大学医学部外科学教授の古川俊治先生がまとめられた情報「COVID-19に関する重要な科学的証拠リスト」から抜粋してお届けしたいと思います。

 

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☆僅かに湿った布マスクを着用すると、発語時の唾液飛沫を、ほぼ完全に抑制できる
[布マスクでも、Spreader にならない目的に役立つ。]

 

◎サージカル・マスクは、インフルエンザウイルスの呼吸時の滴とコロナウイルスのエアロゾル中の検出を有意に減少させ、呼吸時の滴の中のコロナウイルスの検出を減らす傾向が 認められた。

 

☆☆physical distancing,マスク,眼の防御が、SARS-CoV-2 と COVID-19 の人から人へ の感染を防ぐかに関する、6 大陸の 16 ヵ国から集めた 172 の観察研究のレビューでは、

 

1 メートル以上の physical distancing は、1 メートル以下よりもウイルス感染が低く、距離が長い方が感染防御が増した。

 

マスクは、感染のリスクを大きく下げることができた。

 

N95マスクや同等品は、使い捨てマスクや同等品(再使用可能な 12-16 層の綿マスク)と比較して感染リスクの大きな低下に強く相関していた。

 

眼の防御は、同様に低い感染と相関していた。


☆テキサスの大学の研究者は、空気感染が感染力が強く、COVID-19 の主要な感染ルートであることを示した。

 

1 月 23 日~5 月 9 日に武漢,中国,イタリア,ニューヨークにおけ る感染の傾向と感染抑制策を分析により、感染抑制策の効果を流行の傾向から識別することができた。

 

義務的な顔の覆いの有無の違いが、3 つの都市での流行形式の決定因子だった。

 

顔の覆いだけで、感染者数を顕著に減少させることができ、イタリアでは 4 月 6 日~5 月 9 日に 78,000 以上、ニューヨークでは 4 月 17 日~5 月 9 日に 66,000 以上の感染を抑制した。

 

他の感染抑制策、米国で開始された social distancing などは単独で公衆を保護するに は不十分だった。

 

公的場でマスクを着けることは、人間の間の感染を防ぐのに最も有効な方法であり、この安価な方法と同時に social distancing,隔離,接触者追跡調査を行うことが、 COVID-19 の流行を止める可能性の最も高い方法と考えられた。

 

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というわけでして、マスクに関してはエビデンスがあります。
 
 
布マスクでも他者に感染を拡げるのを防止出来るのに役立ちます。
 
 
日本で感染者数と死者数が少ないのはマスク文化が一役買っているのではないかとも言われていますが、海外の映像を見ると外人の方々、マスクしてませんもんねぇ・・・滝汗
 
 
マスクが嫌いな大統領もおられますし・・・。
 
 
また昨日、空気感染の話を記事にしましたが、この報告書でもやはり空気感染のことが明記されています。
 
 
だから日本が取ってきた「3密」を避ける方策は間違ってなかったと思いますね。
 
 
とは言え季節は暑い夏晴れ
 
マスクはつらいあせる
 
 
だから私は屋外では布マスク、屋内で人がたくさん居るような状況ではサージカルマスクと、使い分けています。
 
 
布マスクだと汗も吸ってくれますし、クール素材なので暑さがマシです。
 
 
6重構造ですが意外と息苦しくありません。
 
 
私は友人が作ってくれた布マスクを愛用していますドキドキ
 
 
欲しいと言われた患者さんがおられたので、友人が余分に作ってくれました。
 
 
欲しい方にお分けしますので窓口またはお電話でお問い合わせ下さいね。
 
 
マスクについては以前記事にしました下矢印
 
ノーズワイヤーが付いているのでフィットします。
 
 
マスク着用はこれからも続けようと思います。
 
1日1花赤薔薇
今日の花は
 
診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと
むっちゃ嬉しそうしっぽフリフリ
満面の笑みです爆  笑
 

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