最近、受診される患者さんからマスクによる皮膚のトラブルについて相談されることが増えてきました。
マスクと接触している部分が赤くなったり、かゆくなったり、プツプツが出来たり、ニキビが多発したり、症状は様々なのですが、共通しているのはマスクを付けずに家で過ごすと改善するということです。
そしてマスクを付けるとまた皮疹が出てくる・・・の繰り返し。
明らかに原因はマスクのようです。
布マスクではなく使い捨ての紙マスクで起こっています。
商品の素材にもよるのでしょうか。
別の商品だと大丈夫という患者さんもいれば、どれを使ってもダメという人もいます。
そのような場合にオススメするのが布マスクと紙マスクと二重で付ける方法です。
まず布マスクを装着し、その上から紙マスクをするのです。
ちょっと息苦しくなるので薄めの布マスクにすると良いでしょう。
ハンカチなどの生地で作ってもいいですし、市販のものでも良いのですが、かぶれない生地を選ぶことが大切です。
オーガニックコットンがオススメですが、綿100%のものを選べば大丈夫でしょう。
私は薄い紙マスクを使っているので2重にしても息苦しくなりませんでした。
布マスクをして、その上から紙マスクを付けます。
こうすればファンデーションが付いた内側の布マスクは洗えばキレイになるし、外側は汚れません。
紙マスクも1週間おいたらウイルスは死滅しているので再利用できます。
これから夏に向かって気温はどんどん上昇し暑さが厳しくなります。
受診される患者さんが
「マスクをしていると体温が上がるのか暑い」
「蒸れる」
「汗を吸ってくれないからマスク外して汗を拭いている」
とおっしゃっていましたが、布マスクなら汗も吸ってくれて、汗ふき代わりになります
これからの季節、布マスクのほうが過ごしやすいかもしれませんね。
私は屋外で過ごす時は布マスクオンリー。
電車など人がたくさんいる屋内は布マスクの上に紙マスク。
あと、マスク皮膚炎に患者さんたちが使っているのが水のチカラの肌治療水
持ち歩いてマスクを外したときにシュッシュするとかゆみがマシになるそうです。
使っている方は参考にしてみてください
マスクで肌荒れを起こしてませんか
ちょっとした工夫で防げますよ。
1日1花
今日の花は
情熱の赤いバラでした
診療所のセラピードッグ「ラブ」
ラブのイメージのバラは
オレンジか黄色かな
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ