私が所属する国際オーソモレキュラー医学会からは毎日のように世界各国における治療の話が入って来ます。
英語のレターが多いので、読むのに時間がかかって大変なんですが・・・
今日は会長の柳澤先生がその内容を日本語に訳して下さったのでブログで記事にしたいと思います。
3月17日に電話会議が開催され、アメリカ、中国、イタリア、日本をはじめ各国のオーソモレキュラー医学を導入する医師・研究者が出席。
高濃度ビタミンC点滴療法による新型コロナ肺炎の治療について意見が交わされました。
中国のMao医師が高濃度ビタミンC点滴をした最初の50名の患者の実施結果を報告。
中等症患者には10g、重症患者には20gのビタミンC点滴を計7〜10日間行ったところ
・全ての患者に病状の改善他認められ、死亡者は出なかった
・高濃度ビタミンC点滴を受けたグループの入院期間は、受けなかったグループよりも20〜50%短縮した
また非常に重篤な患者1名に50gの高濃度ビタミンC点滴を4時間かけて行ったところ、肺の所見を含め、みるみるうちに改善がみられたそうです。
新型コロナ肺炎は急激に肺の所見が悪化することがあり油断できないと多くの医療者が指摘しています。
だから「入室から15〜30分以内に高濃度ビタミンC点滴を開始出来るかどうかが、その後の結果を左右する」と話しておられました。
この結果を受けて動き出したのがアメリカとイタリアの医師たち。
ニューヨーク州ロングアイランドのNorthwell Health暴飲救急治療担当のAndrew G.Weber医師は新型コロナ重症患者に速やかに6gのビタミンC点滴を行いました。
結果が明らかになるのはまだ先ですが「ビタミンC投与は患者を助けるための鍵になるだろう」と自負しています。
そして新型コロナ肺炎による死亡者が多いイタリアでも新たな臨床試験が3月26日にスタート。
新型コロナ肺炎に対し、1日10gのビタミンCを点滴投与するもので、今後500名の患者にビタミンCを投与する計画だそうです。
結果が待ち遠しいですね。
国によって投与するビタミンCの量が違いますが、6gでも普通の点滴に入れる量よりかなり多いです。
診療所では高濃度ビタミンC点滴をやっていますが、多くの患者さんが12.5gです。
これは新型コロナ肺炎の軽症者の治療レベルと同等で、治療を兼ねた予防にもなるため、知らないうちにかかっていても治してくれていれば嬉しいなと思って私と家族は週に2回受けています。
美容目的でも12.5gを週に1回で十分
癌治療目的で高濃度ビタミンC点滴をやる場合は使用量を徐々にどんどん増やしていって最後は75gを投与しますが、知り合いの先生が「血液データの異常が全くなくなった」と効果をご自身でもって感じておられました。
高濃度ビタミンC点滴についてはブログでも詳しく解説していきたいと思いますのでしばしお待ちくださいね
ちなみに12.5gだと点滴時間は30分くらいです。
診療所の高濃度ビタミンC点滴にはビタミンCだけでなく、私の好みでビタミンBやカルシウム、マグネシウム、グルタチオンなど、様々な栄養素を入れております。
点滴や点滴内容に関する詳細は診察室もしくはお電話でお尋ねください。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
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