私が元皮膚科医という経歴を持つためか、肛門周囲の皮膚病や肛門そう痒症の患者さんがたくさん受診されます。
10年以上悩んでおられる方も少なくありません。
色々な肛門科を受診されてから最後に来られる患者さんも多いのですが、かゆみに対して手術を勧められていることに驚きました
かゆみを治す手術なんてありませんよ。
イボ痔(痔核・脱肛)のせいでかゆいのだと思い込んで、手術で切除してもかゆみだけは治らない
という患者さんも多いですし、
イボ痔(痔核・脱肛)も
切れ痔(裂肛)も
痔瘻も
何も痔なんてなくて
ただかゆいだけなのに手術を勧められているケースもあるんです
一体、手術で何をするんだろう
どんな手術をするんだろう
どこを切るんだろう
と不思議になります
そんな患者さんのケースをご紹介します
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何度もお伝えしていますが、肛門そう痒症の背景には必ずと言っていいほど出口の便秘があるので、そこを治さなければかゆみは完治しません。
ステロイド外用剤を塗っても、やめるとまたかゆみがぶり返します。
だから
かゆみ治療においては
出口の便秘を治すこと抜きには
考えられないのです。
逆に
排便の管理をすれば
本当に数日で
かゆみから開放されます。
10年以上悩んでいても。
かゆみの原因は便なので
出口で便が残ったり溜まったりすると
また便の刺激でかゆくなります。
かゆみは繰り返されます。
だから肛門そう痒症が完治して治療終了になったあとも、排便の管理は生活の中でずっと続けて下さいね
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