いつも初診の患者さんに渡している
アンケート用紙。
「お時間があれば
もしも
お時間が無ければ、
家に帰ってからでもいいので
何か一言でも
書いてもらえると嬉しいです。」
そう言って
説明用紙と一緒に
お渡しするのですが、
ほとんどの患者さんが
わざわざ
書いてくれます。
診察が終わって
会計も終了し
もう帰ることが出来るのに
わざわざ待合室に残って
一生懸命、
アンケートを書いて下さる患者さんも
おられます。
匿名でもいいのに
わざわざ氏名を書いて
受付に渡しに来られたり
診察終了の時に
「これ、書いてきたんですけど・・。」
って直接、
私に渡して下さる患者さんも
結構おられます。
なんて
有り難いんでしょう・・・
嬉しくなりますね。。。
アンケートって
形式的なものだから
自分自身は、
あまり書かないですね(^^;)
なのに
うちの患者さんたち
本当に
書いてくれる人が多いです。
回収率は
8割近くあるんじゃないかな・・・
しかも
遠方の患者さんだと
通院が終わってから
わざわざ
お手紙と一緒に
アンケートを
郵送してくれる人が多く
こんなにいっぱい
送られてくるんです↓

私たちがお願いして
書いてもらっているにもかかわらず
ブログで紹介すると
「私の感想を紹介して下さって
ありがとうございます!」
ってメッセージが来るんです

え〜っ
違うでしょー!!
お礼を言うのはこっちですよ!!!
って答えるのですが
患者さんたち、
感想が紹介されると
喜んでくださっているみたいで・・・

本当はね
書いて下さったものを
全部、ご紹介したいんですが
さすがに量的に無理で・・・
せめて
コピーして
待合室のファイルに
新しいアンケートを
足していきたいのですが
それも出来ておらず・・・

せっかく書いて下さったのに
申し訳ありません

出来る限り
私のブログで
紹介していきたいと思います。
私の言葉よりも
ずっと力があって
説得力がある患者さんの言葉。
本当に悩んだ人の言葉は
重くて心に響きます。
きっと
患者さんの体験談を読んで
受診を決心した人も
多いと思います。
喜んで頂けた患者さんの
アンケートばかり掲載しているので
苦情や厳しい意見は
意図的に紹介していないのだろう
と思う方もいらっしゃるでしょう。
でも
手書きでいただくアンケートは
ここ数年
苦情はゼロなんです。。。
本当に・・・。
きっと
喜んで下さった患者さんが
書いて下さるからなんだと思います。
期待外れだった患者さんは
書かないし
黙って通院をやめているのだと
思います。
そういうのを
サイレントクレーマー
と言うそうですが
万人のニーズに応え
万人に好かれることは
私のような器の小さい者には
到底無理ですから・・・

こうして
ブログで情報を発信し、
私たちが得意とする領域の疾患の人や
できるだけ手術をしないという
私たちの治療方針を望んでおられる人
お尻のトラブルで悩んでいる人
に来てもらえるようにしています。
大阪肛門科診療所は自由診療で
治療費が高いので
せっかく来たけど
期待外れだった・・・
を防ぎたいのです。
だから
こうして
時間をかけてブログを書き
私たちのことを知ってもらおうと
努力しています。
それでも
まれにミスマッチが起こります。
そのことについては
以前のブログで書きました↓
私たちは保険診療の先生が3分でやることを30分かけてやっている愚かな医師です
この患者さんからのコメントは
アンケート用紙ではなく
メールで来ました。
全文掲載しようかと思ったのですが
患者さんの了解も得てないですし、
(アンケートは了解を得ています)
感情的な文面も一部あり、
患者さんの個人情報にも触れるため
内容を要約して書きました。
決して
良い感想だけを
掲載しているわけではありません。
以前、医療機関のクレーム対応講習に
参加したことがあるのですが
その時に講師の先生が
「クレームは愛の証。
本当のクレーマーは
何も言わずに黙って去って行く。」
とおっしゃっていましたが
その通りかもしれません。
どうでもいいと思ってる相手には
わざわざ自分の時間と
エネルギーを使って
嫌事を言わないですよね。。。
嫌なことを言ってくれる人って
家族や身内だけですからね。
そう考えると
その患者さんは
私のことや診療所のことが
大好きだったのかもしれません。
そんな患者さんの感情を
しっかり受け止められる
器の大きい医者になれるよう
精進していきたいと思います

診療所のセラピードッグ「ラブ」

真ん中がラブです

犬も同じです
犬が大好きな人もいれば
嫌いな人や苦手な人もいます