保険が効きません。
保険診療に比べると治療費が高いです。
だから・・・
というワケではないのでしょうが
セカンドオピニオンの患者さんが多いです。
遠方からもたくさん来られています。
中には他の施設で手術を受けた人もいます。
術後の経過が思わしくなかったり
手術したのに治ってなかったり
やり直しの手術が必要だったり
色々なケースがありますが
皆さんに共通しているのが
便通が悪いことです。
ちゃんと出せてないんです。
肛門の中が便まみれで
これじゃあ傷も治らないし
痛みもずっと続くよね・・・

ということが多いです。
他の施設で手術を受けた患者さんが書いて下さった感想です↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
3年前に肛門周囲膿瘍の手術をしたものの、治りが悪く
別の病院で痔瘻と診断され
すぐ手術をしたのですが
傷の治りが悪く
傷口が不良肉芽になり
2度も切開しましたが
その後1年経っても
痛みが無かった日が1日もなくて
毎日、再発したのか
すごく不安な日々を送っていました。
色々調べて
こちらのホームページを拝見しました。
自由診療とあって
主婦の私には
すごく痛い出費でしたが
一度、診察をして頂こうと
予約しました。
私は前の病院でも
常におしりは清潔にしないといけない
と言われていました。
そのため
1日何度もウォシュレットをしたり
お風呂の時にはすごく丁寧にきれいに洗っていました。
そしたら診察の時に先生に
「ウォシュレットは今後しないで」
と言われ
「便も出てるけど残っているから傷口がうっ血して痛むから、坐薬を出すので毎日入れて」
と言われました。
私は今まで
便のせいで傷が痛んでいたのかと思い、
おしりに塗るクリームも出してもらいました。
帰ってクリームを塗って
毎日坐薬を入れたら
今までの痛みがうそのように
2週間後の次の診察まで
一度も痛い日がありませんでした。
2週間後の診察では
このまま様子を見ていきましょう
と言って頂き
本当にこの病院に来て良かったです。
もっと早く、勇気を持って
診察に来てたら
今までの不安な日々を過ごさなくてよかったのか
と反省しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
痔は排泄の結果です。
だから間違った排泄を直さなければ
痔は繰り返されます。
逆にそこを直せば
大部分の痔は手術しなくても良くなります。
また間違ったオシリの手入れをされている方も多いですね。
昔は「肛門をよく洗って清潔に」
という指導が一般的だったため
その古い指導を受けている患者さんもおられます。
肛門の不快な症状の大部分は
洗うのをやめれば治ります。
排泄指導に衛生指導は
肛門の治療をしていく上で
とても大切です。
手術や投薬治療よりも大切だと思っています。
手術の傷が治らないというケースも
ちゃんと便を出してもらったら
痛みも無くなり
難治創と言われていたケースも
2週間くらいで治ってしまいます。
痔がなかなか治らない
手術の傷がいつまでたっても治らない
ということで困っている方は
一度便通を見直してみて下さいね!
診療所のセラピードッグ「ラブ」
右手前がラブです
他の犬と別々に
トレーニングをしていても
ちゃんと集中できています

右手前がラブです

他の犬と別々に
トレーニングをしていても
ちゃんと集中できています
