海外からの患者さんがいっぱい!国際色豊かです(*^_^*) | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

11月の入院入院手術は珍しく満員でした。

普段は日帰り手術の方が多く

入院は結構すいてます^_^;

少ない時だと3人くらいの時もあります。

基本的に私たちは手術を勧めないので

そもそも手術件数自体が少ないです。

それにね

手術しなくても大部分は治ります。

痔が消えるわけじゃないですよ^_^;

痔は無くならなくても

便通を直せば症状が無くなることは多い
です。

ですが今回は手術希望の患者さんが多く、

2日間の手術日でおさまりきらなかったため

日曜日も予定外で手術をしました。

11月の連休は休みなしで突っ走りました。


今回の入院患者さんの中に海外から来られた方がお二人もおられました。

二人重なることは珍しいです。

数年前にもイギリスとアメリカからの患者さんがお二人おられて、

院内コンサートの時に涙を流して聴いておられたのを今でも鮮明に覚えています(*^_^*)

「先生、やっぱり日本語っていいですね。英語はそっけない。」

って言っておられたのが印象的でした。

仕事で一時的に海外に住んでおられる患者さんもいますし、

外国の方と結婚されて海外で生活されている患者さんもいます。

外国の方と結婚されると日本語を話すことがほとんど無くなってしまいます。

だから診察に来られた時も日本語がパッと出ない患者さんもおられます。

色々な国の方が来られますが、

皆さん、必ずおっしゃることが

「やっぱり日本はいいです」

「医療は日本が一番いいですね」


ということです。

海外の医療事情は国によって様々ですが

「世界最高水準の医療を最安値で受けられる」

と言われます。

救急車がタダの国も珍しいそうですよ。


今月は手術を受けて入院された人だけでなく

外来も海外からの受診が多かったです。

週に一人は必ずおられました。

本当に国際色豊かになってきました(*^_^*)

私は海外に行ったことがほとんどありませんが

患者さんを通して海外のことを色々聞いてます。

海外に住んで初めて日本の良さが分かった

と言われることも多いですね。


というわけで今月は本当に海外からの患者さんが多い月でした^_^;

帰国されるまでにオシリを治さなくっちゃ~!グー

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診療所のセラピードッグ「ラブ」
左側がラブですしっぽフリフリ
まぶしいから目を閉じちゃった うう