今回は、健康に必要不可欠なビタミンB5について説明します。
ビタミンB5は、水溶性ビタミンの一種で、パンテント酸とも呼ばれます。
生理作用は、糖及び脂質の代謝、ステロイドホルモンの合成、ストレスや毒素に対する防御作用等への関与が確認されています。
欠乏症は成長停止、体重減少、突然死、皮膚・毛髪の障害、副腎障害、末梢神経障害、抗体産生の障害、生殖機能障害などがラットによる実験で報告されています。
所要量は、男性女性共5mg/日とされています。
妊婦・授乳婦の場合は、所要量に1~2mg加えると定められています。
ビタミンB5を多く含む食品は、レバー、ピーナッツ、卵、胚芽、玄米、豆類、キノコ類や緑黄色野菜類などです。
これらを参考に、バランスよく有機食品など自然の食材から摂取して下さい。