こどもにとって


両親が共に揃っていることが、幸せなんだろうか。



そんなふうに、頭ちぎれそうになるくらい、考えた日がありました。




けれど、



それは「一緒にいて幸せになれるから」


という大前提で



そうじゃないなら



必ずしも、家族のカタチってひとつじゃない。




子育てって、カップルが同棲するのと全くちがって



いきあたりばったり


なるようになるわけじゃない。



その場の感情に任せて子どもに向かって発言したことが、



子どもの価値観に大きく影響してしまうかもしれないし


子どもを傷つけてしまうかもしれない。





もちろん


正解なんてなくて


自分が完璧とも思わない。



けど、



朝起きてから寝るまで



2人の子供たちがどうやったら幸せになるか


どうやったら元気にすくすく育ってくれるのか


どうやったら少しでも寂しい思いをさせずにすむのか


毎日ずーっと考えてる。





どんなに素晴らしい人でも  

どんなにお金持ちでも



それくらい  子どものことをまずいちばんに考える人しか



私は一緒にいたくないし



一緒にいたくなかった。





おしゃれすること、楽しいこと、旅行、友達


いろんな「大事」が、私の人生には「あった」。


過去形なのは


ふたりの子どもたちに比べたら



今までの私にとっての「大事」は、取るに足らないことで


私にとっての「大事」は、


子どもたちになったから。




今だけ


そうかもしれないし


なんの見返りもないかも。




けど、それでも、


きっと、人生の中で子育てをした時間は


私にとってずっとずっと特別な時間であることには間違いない。