「特別養子縁組」という制度は、ひとりめを妊娠する前から知っていました。
資料も、何度も取り寄せました。
養父母説明会にも参加しました。
夫とも話し合って、
不妊治療を何年も続けるくらいなら、特別養子縁組という選択肢を選ぼうと思っていました。
ふたりめは、あの長い長い終わりのない不妊治療をするくらいなら、特別養子縁組にしようと、夫と話してた。
それでも不妊治療をしようと思った。
そして、おなかに命が宿った喜びを、つわりが苦しくても、身体が思うように動かなくても、それでも毎日感じてる。
今は、新しい夢もできて
養育里親だったり もちろん、特別養子縁組としても
将来、子どもたちを笑顔にするための活動に、関わりたいなと思う
子供なんて欲しくないと思っていた私が
子供に関わる人生に本当に感謝している
人生、何が起こるかわからないな。
長い長い不妊治療で、時間とお金を費やしたり、夫婦関係がぎくしゃくする人もいる
不妊治療は、身体に負担がかかるだけじゃなくて、メンタルを本当に消耗するし
不妊治療に、自分の毎日の生活を支配される……………
「もし、普通に妊娠することができたら」って、何回も思った。
不妊治療をしていなかったら、もっと違う生き方があった。
不妊治療をしたからこそ、「命」の重みをより感じるようになったし、自分と向き合う時間が持てた。
それでも、不妊治療でもしNOAHも、ふたりめgirlも授からなかったら………………
そう思うと、特別養子縁組という選択肢が、もっと広まってほしいなと思う。
「産みたい」んじゃなくて、本当は、「育てたい」のはず。
「産みたい」気持ちはだれよりわかる。
それでも、特別養子縁組制度が広まったら、
子供も、親も、幸せな人が増えるんじゃないかなと思う。