ちょっと認知症もあったかもしれないノエルさんは

 

 夜中は、3時間おきに起きて、部屋を徘徊しては、排便・排尿するように。

 

 そして次第に、夜中じゅう、大声で吠え続けて、「起きて!」と叫ぶようになりました。

 

 もしかしたら、一緒にいる時間が残り少ないことを知っていたのかも。

 

 抱きしめたら安心して寝るけれど、すぐにまた起きる毎日。





 

 仕事の日は、3時間前には起きて、ただゆっくりとノエルさんと過ごす時間をつくることにしました。

 

 自転車で7分ほどに職場があったので、昼休憩は、ノエルさんの様子を見に帰宅することに。

 

 

 どんなに大変でも、絶対に後悔したくなかったからこそ

 

 できることは全部やろう

 

 と決めていました。