ロコモ度テストについて、立ち上がりテスト、2ステップテストについて書きましたが、

もう一つの判定ツールとして、ロコモ25があります。

 

これは、痛みに関する設問が5問、普段の生活に関する(ADL)に関する設問が20問

のあわせて25問からなります。

 

ロコモ25は、自治医科大学整形外科の星野雄一前教授(現栃木リハビリテーションセンター所長)および星地亜都司准教授(現三井記念病院副院長、整形外科部長)が中心となって作成したツールで、以前よりロコモの判定ツールとして用いられてきました。

 

さらに、25問やるのは大変という方には、簡易版としてロコモ5(5問のみで判定)もあります。

 

判定方法ですが、設問ごとに点数をつけ(0-4点)、総合得点で判定します。

点数が高いほうが、より移動能力の低下が疑われることになり、7点以上でロコモ度1、

16点以上でロコモ度2となります。

 

我々の調査では、80歳を超えると、男性で27.5%、女性で39.4%の方が、16点以上(移動能力の低下が進行している状態)と判定されました。

 

ロコモ25はロコモチャレンジのHPで行えますので、みなさまもやってみてください。

 

次回もロコモについて書こうと思います。

 

今日は、2ステップテストについて書こうと思います。

 

これは、大股で2歩あるいて、どこまで到達できるかを計測するテストです。

 

やるときは無理しないように十分注意する必要があります。

あとは、靴下などはいていると滑りやすいので注意が必要です。

 

立ち上がりテストと違い、無理しすぎると転倒などの危険がありますので。

 

我々の調査では、無理のない範囲でとお声がけしてから行ってます。

 

ロコモの判断は、到達できた距離を身長で割った値で行います。

 

値が1.3以上であれば、ロコモには該当しません。

1.3未満であればロコモ度1、1.1未満であればロコモ度2となります。

 

1.3というと、例えば私の場合、身長が181cmなので、大股2歩で181x1.3=235.3cmまで

到達すれば、大丈夫ということになります。

 

皆様も無理のない範囲でやってみてください。

 

詳細は、ロコモチャレンジのHPをご覧ください。

 

次回は、ロコモ25について書こうと思います。

 

 

今日は、立ち上がりテストについて書きます。

 

立ち上がりテストとは、どのくらいの高さから手を使わず立てるかを

調べるテストです。

 

具体的は、40cm、30cm、20cm、10cmの台を用意して、そこから

立てるかを調べます。

 

まずは両足で立てるかを、40cmから順に低くして調べます。

 

40cmくらいはいいのですが、20cmくらいになるとかなり低いので、

座るときにどんと座ったりしてしまってお尻を傷めたり、後ろに

倒れてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

 

われわれの調査では、そのようなことにならないように、座るときは手を使うようにお話ししてます。(立つときは手を組んでもらうので、そのままの姿勢で座ってしまう人がいらっしゃるので)。

 

両足で検査したら、次は片足で立てるかを検査します。

 

右足、左足ともおこないますが、両方とも40cmから立てれば、ロコモではありません。

 

逆に、両足で20cmから立てない場合は、ロコモ度2(移動能力の低下が進行している)の判定となります。

 

この検査のいい点は、座るときさえ気を付ければ、危険なく検査ができる点です。

 

一方、10cmから40cmの台を用意しなくてはいけないのが難点です。

 

ロコモチャレンジのHPにて、台は購入できますが(木製と段ボール製があります)、用意できない場合や、診察室などで行う場合(台を置くスペースがない場合)などは、

普通の椅子(だいたい40cmくらい)から片足で立てるかどうかを検査するだけでも、ロコモかどうかは判定できます(立てなければ、少なくともロコモ度1)。

 

詳細は、ロコモチャレンジのHPをご覧ください。

 

次回は、2ステップテストについて書こうと思います。