骨粗鬆症の検査で最も信頼性が置けるのは、腰椎、大腿骨頸部骨密度を測定することなのですが、これは従来、大型の機械でないと測定できず、大きな病院にしかないため、手軽に測定というわけにはいきませんでした。

 

そこで、町のクリニックなどでは前腕の骨密度測定器が普及しています。こちらは小型なので、場所をとりません。

 

 

しかし、前回も書いたとおり、骨粗鬆症で一番怖いのは、脊椎の圧迫骨折や大腿骨頸部骨折ですので、やはり脊椎や大腿骨頸部の骨密度のほうが骨折リスクを評価するうえではベターです。

 

そこで、最近、比較的小型の機械で腰椎、大腿骨頸部骨密度を測定する機器がでてきました。

 

 

従来の大型の機械は、ベッドも専用のものを使わなくてはならず、場所をかなり取りましたが、

こちらは、レントゲン撮影の台を活用できるので、町のクリニックなどでも置くことができますのでこちらを設置してあります。

 

クリニックでの骨密度測定がもっと普及すれば、骨粗鬆症治療率も向上し、骨折を未然に防ぐことが期待できます。

 

次回は、超音波による骨密度測定器について書こうと思います。

 

 

 

 

 

骨粗鬆症の検査にもいろいろあります。

大きくは、骨密度測定、血液・尿検査、問診調査の3つです。

 

今日は、骨密度測定の方法について書こうと思います。

 

一番、精密に測定できるのは腰椎、大腿骨頸部の骨密度測定です。骨粗鬆症で怖いのは、脊椎圧迫骨折や大腿骨頸部骨折ですので、腰椎、大腿骨頸部を直接測定するのが、骨折のリスクをよりよくとらえることができます

 

 

しかしこれはかなり大型の機械で、ふつう大きい病院にしか置いてないです(それでも、日本には2万台くらいあるようで、高齢化社会だからでしょうか、世界的に見るとかなりたくさんありますが)。

 

ですので、なかなか近くの病院で測定するというわけにはいきませんでした。

 

最近、比較的小型で腰椎や大腿骨頸部を測定する機器がありますが、その話は次回に。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、骨粗鬆症について書きたいと思います。

 

骨粗鬆症とは、骨が弱くなって、骨折を起こしやすくなる状態を指します。

 

特に、股関節の骨折(大腿骨頸部骨折)や背骨の骨折(圧迫骨折)

手首の骨折、肩の骨折が多いです。

 

股関節や背骨の骨折は、体調を崩したり、足腰を弱くするだけでなく、

生命予後にかかわることが知られています。

 

ですので、骨粗鬆症の予防、治療は非常に大事になります。

 

われわれの調査では、骨粗鬆症の推定患者数は1280万人なのですが、

実際に治療されている方はせいぜい200万人といわれています。

 

つまり、1000万人以上の方が、骨折をしやすい状態にあるにもかかわらず、

治療していないということになります

 

最近は治療にもいろいろな方法があり、骨折の予防もできるようになっております。

 

治療するかどうか判断するには、検査をする必要がありますが、

検査にもいろいろな方法があります。

 

次回は、骨粗鬆症の検査について書きたいと思います。