11/26(土)に、神奈川県臨床整形外科医会に呼んでいただき、サルコペニアについてお話させていただきました。

 

開業されている先生方がたくさん来られていて、懇親会の際には、開業について、いろいろご指導いただきました。横浜労災病院時代に大変お世話になった先生や10何年来お世話になっている先生、大変ご無沙汰している先生方とお会いでき、大変光栄でした。

 

皆様、ありがとうございました。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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前回、筋肉には、筋力と筋量の2つがあり、かなり異なる側面があるとお書きしましたが、ではどちらがより良い指標なのでしょうか?

 

我々の調査によると、変形性膝関節症やひざ痛とより関連があるのは、筋力です。筋量はあまり関連がありません。

 

下図を見ていただくと、変形性膝関節症のある方とない方で、筋力に大きな違いがあります。しかし、筋量には差がありません。

 

 

ただし、要介護という状態になると、筋量も低下してきます

 

要介護というのは、かなり移動能力が低下した状態です。

 

すなわち、まず筋力が低下して、ひざ痛が増悪し、さらに筋量が低下すると、

要介護という、不可逆的な状態になることが推察されます。

 

したがって、筋量が年齢を重ねてもあまり低下しないことを考えても、早期に運動器の低下をとらえるのであれば、筋力のほうが鋭敏ということになります。

 

ですので、以前も書きましたが、サルコペニアの診断アルゴリズムにも、筋量だけでなく、筋力も含まれているのです。

 

では、そもそも、筋力と筋量にはなぜこんなに違いがあるのでしょう?

 

次回は、そんな話を書きたいと思います。

 

 

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筋肉には、筋力と筋量という2つがありますが、筋力と筋量には実は大きな違いがあります。

 

我々の調査によると、年齢とともに筋力は低下しますが、筋量はそれほど低下しないことがわかっています。

 

 

例えば、90代の男性では、30代と比べて、握力は約半分になりますが、前腕の筋量は70%くらいに保たれてます。

 

また、下肢はもっと顕著で、90代の男性では、30代と比べて、下肢筋力は約30%になりますが、やはり下肢の筋量は70%くらいに保たれてます。

 

また、女性の前腕の筋量を見ていただくと、年齢を重ねても、ほとんど減少しないことがわかります。

 

このように、筋力と筋量には大きな違いがあります。

 

では、筋力と筋量、どちらが運動機能の低下の指標として、有用なのでしょうか?

 

その話は次回に。

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