筋量の測定方法について、DXA法とBIA(インピーダンス)法というのがあるというのを書きましたが、いずれの方法も、年齢との相関があまり高くなく、痛みや運動機能との関連も、筋力ほどではありません。

 

これについては、年齢を重ねると、筋量はあっても筋力が発揮できない状況にあるのではないか、というのが一つの仮説ですが、実はもうひとつ仮説があります。

 

筋量が正確に測れていないのではないか??という仮説です。

 

もっと言うと、有効な筋量を測れていないんではないか??という問題です。

 

これについては、国立栄養研究所の先生が、素晴らしい論文を出しており、われわれも共同研究をさせていただいてます。

 

 

その先生によると、筋肉には細胞内液と細胞外液の二つがあり、細胞内液は有効な筋量の指標となるが、細胞外液はそうではないとのことなのです

 

わかりやすく言うと、細胞内液がたくさんあるということは、みずみずしい 状態、細胞外液がたくさんあるというのは、むくんだような状態という感じでしょうか。 

 

上の論文の左図を見ると、細胞内液は年齢とともに減っているが、細胞外液は変わってないのがわかります。

 

DXA法やBIA(インピーダンス)法の場合、細胞内液と細胞外液を両方合わせて測ってしまうため、年齢や運動機能との関連があまり出てこないということなのです

 

では、どうすれば、有効な筋量を測定できるのでしょうか?

 

それについては、次回に。

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簡単な開院案内を作りました。

 

患者さんなどにお配りしています。

 

レントゲン装置、骨密度装置、リハビリ室などを完備してます。

 

先日、内装を見てきましたが、着々と工事は進んでいます。

 

開院ですが、2月13日(月)にて決定しました。

 

2月11日(土)、12日(日)に、内覧会を予定してます。

 

よろしくお願いします。

 

 

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前回、筋力と筋量はかなりちがい、筋力の低下は単純に筋量の減少だけでは説明ができないと書きましたが、そもそもなぜこんなに違うのでしょうか?

 
これにはいくつかの理由があります。
 
一つは、筋力の低下には運動単位の減少も関連していると考えられています。運動単位とは、一つの運動ニューロンとこれによって支配されている筋繊維群を総称するもので、筋活動が不活性になるとその部位の運動ニューロンは消滅し、その結果運動単位が減少します。運動単位の現象は筋活動単位の減少につながるため、発揮される最大筋力は低下する事になります。
 
と、難しいことを書きましたが、要するに、神経系の動き悪くなり、脳からの指令が筋肉にうまく伝わらず、筋力が最大限発揮できなくなるということのようです。ですので、筋肉の量はあっても、筋力は低下してくるということになります。
 
もう一つは、筋量を正確に測れているか??という問題ですが、その話は次回に。
 
 
 
 

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