さて、前回つい私的な叫びで終わってしまいましたが、本題にはいります。
*ハリー・ポッターシリーズのネタバレ(6巻のみならず、既刊のネタバレを含みます)OKな方、DRの誤訳を笑って許して下さる方、のみお読み下さいませ。
Chapter 2 Spinner's End
ゴミがぷかぷか浮いてる汚らしい川。その川縁をつかつか歩いている女。
その女を追いかけて、行く手を阻もうとしているもうひとりの女。
「待って、行っちゃだめよ、シシィ!」
「ほっといてよ、ベラ!わたしにはもう後がないの!こうするしかないの!これだけが頼みの綱なのよ!」
注:上の会話はDRの補完妄想
言い争いながら二人が辿り着いたのは、廃墟のごとき街。
長いこと打ち棄てられた工場、すすけた家々。そんな荒(さ)びれた街の中でも一番奥まった場所にある家。
その陰気な家のドアを叩くシシィ。
ドアを開けたのは、なんとスネイプ教授!
シシィたちを丁重に迎え入れました。こんなセリフを言いながら、
‘What a pleasant surprise!’
・・・いいな、いいな、シシィはいいな!教授にこんなこと言ってもらえるなんて!
すッごくいいな!わたしも言ってもらいたい!
テンちゃん、これって教授、何て言ってると思う?
「えっと・・・『なんとうれしい驚きか!』」
それじゃちっとも嬉しく無さそうだよ、『ひょー、マジで?感激だぜ!』くらいでもいいんじゃない?
「・・・そのテンション、人格変わってるよ。スネイプ(テンちゃんは教授を呼び捨て)じゃないみたいだよ。」
閑話休題。
シシィは、この家にはわたしたちだけでしょうねと念を押します。
すると教授、意外なことを言います。
「ああ、もちろんそうだとも。ワームティルがいるにはいるが、害虫はものの数に入らんだろうからね。」
教授、ステキv
それにしても、またもびっくり!ワームティルもこの家に住んでいました!
シリウスとリーマスが同棲することになった時は、わたくしを含む世の腐女子がトキメイタものですが・・・。
スネイプ×ワームティル、いやワームティル×スネイプなのか?
いずれにしてもそんな掛け算、思いも寄りませんでした!斬新です。
さすが、JK!どんでん返しの女王(DRが勝手に命名)です。
既刊では、ワームティルは友達を売った卑怯者、そのうえ何年もペットネズミとして潜伏していた臆病者として描かれています。奴はある意味ヴォルデモートよりもハリポタ界では許されざる者なのです。
そして腐女子界では萌えの食指がぴくとも動かないキャラなのです。
そんなワームティルが教授と同棲??闇の帝王の命令?じゃ、しかたない?
今は教授に下男として扱われている(虫けら扱い?)ワームティル。
教授は彼が盗み聞き出来ないようにします。たいした信頼関係です。
で、安心したところでシシィ、教授に苦しい胸のうちをコクリます。
といっても恋愛沙汰じゃないです。
ま、教授は独身、シシィは人妻ですけどね。いや、そういう話じゃないです。そうだったらおもしろいのに
「ドラコが危ないの!息子を護って!お願いよ!」泣き崩れるシシィ。
取り乱して要領を得ない彼女をソファに座らせ、
「落ち着いて。これをお飲みなさい。」とワイングラスを握らせてあげる教授。
いいな、いいな、シシィはいい(自己規制)
魔法省での事件(シリウスほか数名死亡)で、とっ捕まって刑務所送りになったシシィの夫ルシウス。
そのルシウスの代わりに、どうやらヴォルデモート(ワルモンのボス・別名闇の帝王)は、ドラコ(シシィとルシウスの息子でハリーの敵役)に特命を与えたようなのです。
その特命とやらが、どう転んでも17歳になるやならずやのガキに遂行できるものじゃないらしいです。
で、完遂できない時は死あるのみ。
「セブルス(きゃぁ!シシィは教授にファーストネームで呼び掛けてます!いいなv以下略)、・・・お願い・・・ドラコはいつもあなたを崇拝していたわ・・・あなたはルシウスの古くからの友人だわ・・・お願いよ・・・あなたは闇の帝王のお気に入りだし、あの方が最も信頼なさる片腕ですもの・・・あの方を説得して下さらない?」
教授は説得はお断りしましたが、代わりに「リアル指切りげんまん」な Unbreakable Vow(違えられぬ誓い)を迫られます。
応じた教授は、ベラを証人にシシィとUnbreakable Vow を結ぶ羽目になりました。
「ドラコの身を守ること」
「ドラコが任務遂行不可能と判断したときは、代わってそれを果たすこと」
を誓わせられちゃいましたよ。<あーぁ、おら知らね・・・
2章がらみの記事、まだ続きますです・・・