栞 〜できることはひとつだけ〜
こんなちは。濱野健太郎です。先日、ずっとずっと観ようと思っていた映画をやっと観ました。『栞』仕事に直接関わるテーマだけに、なんだか覚悟みたいなのが要るんですよね❗️笑しっかりと観ようとしていたら、中々観ることができず。そぅいう映画ってありませんか。観たいけれど、勇気がいるというか。何となくの気持ちじゃ観てはいけない作品。あらすじ真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉。幼い頃に母親を亡くし、現在は父親の稔、妹の遥と離れて暮らしている。そんなある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、担当患者の病状が悪化するなど理学療法士として何が出来るのか自問自答の毎日で無力感に苛まれる。しかし、そんな時ラグビーの試合中にケガをした新たな入院患者を担当することになった雅哉。その入院患者の懸命に生きようとする姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だったが……。病院という身近な人の死を経験する場所で理学療法士として、雅哉の選択していく生き方とは…。Filmarksはこちら感想穴に落ちても、空を見上げることはできるけど、遠くを見渡すには、穴から這い出して、山に登る必要がある。リアルな現場描写に驚きました‼️“映画”という色眼鏡を通して見ていると言えど、本当の現場を診ているような気持ちでした。元理学療法士で映画監督という経歴の榊原有佑監督どこにでもいるような真面目な性格の高野雅哉を演じる三浦貴大さんこの2人により一層、リアルな映画になっていたのではないでしょうか。その他にも素晴らしい俳優陣が出演されていました✨「理学療法士」という職業がテーマとなっているが、人と関わる仕事をしている人なら、誰しもが共感できるのではないでしょうか。どんな時も相手の気持ちは計り知れない汲み取り、寄り添うことが精一杯なのかもしれない。もしかしたら、“理学療法士”としてできることには限界があるのかもしれない。無力だと感じる時もある。力を貰っているのは自分の方だ。助けられているのは自分の方だ。誰かの役にたてているのだろうか。誰しもが、葛藤の中に生きている。できることは、“精一杯”向き合う(生きる)ことだけなのかもしれない。そんなことを高野雅哉は教えてくれました。明日への活力を貰える作品です❗️理学療法士や作業療法士、セラピスト、人と関わる職業の方にはオススメします✨✨✨理学療法士の卵、理学療法士学生であれば必ず観てください‼️最後までありがとうございました。濱野健太郎でした。栞 [ 三浦貴大 ]楽天市場3,952円栞Amazon(アマゾン)407円