がん治療に最も大切なことは、医師や病院から「ガン」と診断されたときに、もしfreak out(あわてて自分を失う)してしまうことかと思います。

 

ほとんどの人は、本屋さんに行って、自分のガンについての雑誌や専門書などをあさり、オフィスや家に帰ったとたん、インターネットでガンの怖さを必要以上にゲットしてしまうことがあり、とても危険です。たいての人々が思う事をかんがえてみると、

 

1.死の宣告を受けたことの超不安感

2.痛みで苦しむ

3.仕事や名声、経験など自分が培ってきたことを失う不安

4.ガンが全身に回って哀れな死を迎えるかもしれないこと

5.今もっているお金、家、家族、友人などを失う

6.人に話したいけど離せない。特に家族の動揺を心配する

7.自分が死んだ後の全てがめちゃくちゃになる恐れ

8.一日中何をしてもその不安から逃れられない

9.知人友人から聞かされている抗がん剤、放射線、手術の治療への不安

10.他のありとあらゆる治療方法をゲットしたとしても、それぞれの治療を受けた人々の真の声が聴けない

11、考えれば考えるほどすべてがどうしていいかわからない

 

など、恐ろしくて怖い病気に心から悩みつづけてしまうということです。これらはすべて「考えすぎ」です。

私の58年にわたるヒーラー及び医師としての経験から申し上げますと、ガンはあなたを死に誘うものではありません。何らかの形で体を冷やし、何らかの理由で大切な酸素を失っているということです。

 

亡き偉大な安保徹先生もおっしゃっておりますが、数十億年前の最初に地球上に生まれた解糖系細胞に導いてしまうようなライフスタイルに対する警告です。ガンは洗脳された情報によると、限りなくとめどなく増殖していくということになっていますが、結果的にそのような状態のように見受けますが、実は酸素と適度な温度を必要とする細胞のミトコンドリアの減少と解糖系細胞への舞い戻りと考えられます。ですから心身ともにゆっくりと、ゆったりと日々に喜びとpeaceを感じながら、深い深呼吸で、全身がふくよかさを感じる豊富な酸素をとりいれていれば、ガンは自然消滅するように、私たちの身体はできています。

 

残念ながら、ガンは仕事やプライベートなどで悩んだり苦しんだり、それを回避するために、飲みすぎ食べ過ぎ、運動不足、心に豊かさを教えてくれる音楽やアートなどに親しむこともできないライフスタイルに対する警告です。

 

私のこども頃は、70年以上まえですが、ガンはありませんでした。その頃食べていたものは、たくあんやきゅうり、白菜の漬物、特にカブがおいしかったのを覚えています。

毎日梅干しやみそ、しょうゆ、生姜、黒砂糖、あずき、黒豆、大豆、のり、わかめ、こんぶ、しいたけ、大根おろし、納豆、さつまいも、じゃがいも、お米、豆腐、マッシュルーム、ねぎ、などなどとてもおいしく頂いていたものでした。戦後私たちは、チーズやバター、ミルク、ビーフ、ポーク、チキン、チョコレート、クッキー、ともかく舌がぴりぴりするほど強い味、刺激的なものを取り始めましたね。

途端にガンができはじめました。

 

前にもお話しましたが、私の子供のころは、七輪で真っ黒焦げに焼いたさんまに、大根おろしとしょうゆをぶっかけ、子供でも脂ののったさんまをぺろりと食べたものでした。がん患者は一人もいませんでした。

 

今、心からみなさまに申し上げますが、今までガン治療は「治す」医療だったと思います。私の家系は400年以上、そして私自身も59年もの間「治る」医療を行ってきました。「治す」医療は熱がでれば解熱剤、痛みがあれば鎮痛剤、血圧が高ければ降圧剤、眠れなければ睡眠薬、腫瘍ができれば取り去ったり、殺したり、燃やしたり、の治療方法です。つまり、対症療法ですよね。

その目的は、不快症状を”緩和、治す”ことであり、何がその不快症状の原因か理由かは顧みられず、治してくれています。

今、ガンを防いだり、治すためには「治る」医療、つまり自律神経を整え、恒常性を改善強化し、ホルモン、酵素、唾液など、生来もっている自然治癒能力が正しく働くように、身体にその力を蘇生させることです。

 

一瞬にして変化は起きませんが、不安なくコツコツと毎日自分を愛し、尊敬し、感謝してできるだけにこやかに過ごすことにより、とても早く治っていくことが大切です。

 

日本の方は、世界にもまれな愛情ゆたかな人々です。しかしながら、ガンということを考えるとできるだけ愛に専念していただきたいものです。「情(なさけ)」に重点を置いてしまうと、人間本来の原点である愛のかたまり「素生力」が働きません。

 

本当の治癒は、私たち人間を100億分の一ミリミリのサイズとしてみている素粒子が働く事ですよね。その素粒子が発する治癒能力である量子波は、愛情の中の愛に専念することです。

つまり、今までの生活習慣や総意によって決められたことやしがらみなどがガン治療の壁になっています。

 

普段からその重要な治癒能力の量子波が働くための最大のコツは、「少食」と「断食」がポイントになります。

ですから、宴会や友人や家族でさえも含めた会食など、心を決めて少食に持っていくことがコツですね。何か激しい不定愁訴が起こりましたら、決心して週に1回の水と青汁だけの断食を行ってみてください。それがうまくいったならば、次の週は2日断食、次の週は3日断食、というように増やしていくのかも良いかもしれませんね。

これ以上長く断食をしたい人は、専門家の元で行ってみるにも効果的です。

 

断食中に、もしふらついたり、眩暈がしたり、吐き気がしたならば、味噌にクルミをつぶしたものと味をよくする程度のメープルシロップを加えて、きゅうり、セロリ、ニンジンなどの野菜スティックを2、3本づつ食べると落ち着くはずです。さらにもう一つという人は、アボガドを半分レモンか大根おろしを入れて食べるのも良いでしょう。

 

森美智代先生や船瀬俊介先生の断食の本を参考にしていただければ、より安心していただけるものと思います。

 

最後に、もしリアクティブ(感情的な行動)になって、その場その場のアイデアを取り入れたり実行してしまうと、一時的な気持ちの安らぎを得られたとしても、本来のガンの治癒には程遠いのが常です。ガンは、ライフスタイルの乱れを気づかせてくれる警告の1つでもありますので、思い切ってプロアクティブ(熟考してゆっくりと行動する)の精神状態とそのゆったりの行動をとることが、ガンに対する重要な鍵です。

 

そして、もしよろしかったら、なんといっても量子医学が決め手になります。私も2、3冊書いていますし、また皆さんも色々な方から量子医学を学ぶことができると思います。

人間の体、それを作る細胞、またその細胞を作る素粒子と考えますと、根底である素粒子から発せられる量子波を整えましょう。量子波を全身に豊かに循環させ、その本来の治癒すべきところに行きつくようにしていく量子医学を取り入れていただければ、絶大な効果が得られると思います。

 

精神的な身体が肉体的な身体を癒すようにできています。

今こそ真に自分を愛しつづけるということは、愛のかたまりである量子波が、あなたに健康という素晴らしいギフトを贈ってくれます。

 

with Love, Apprecaition and Respect  Ken Kobayashi