急増!新富裕層の実態【NHKスペシャル】 | 株式会社リデベ(再開発)の社長(こと相澤巧)のブログ

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住宅産業・不動産業界・建設業界の情報や裏話を綴ってます。立退きや地上げの話から戸建住宅のクレームや賃貸契約の話を書いてます。

本日、NHKスペシャルで掲題のタイトルをやっていました。

先週、Mr.サンデーでも、同じ内容のダイジェスト版みたいなものがやっており、シンガポール在住の日本人も同じ人が出ていました。

概要をざっくりと説明すると・・・

日本人に限らず、新富裕層と言われる、30~40代のITや金融によって、一代で財を成した人々が、シンガポールやプエルトリコなど、法人税、所得税、株式などの配当益に対する税、相続税などが極端に安いタックスヘイブンに移住していく。それに対して、国家間が連携して税制のあり方の対策を考えているという内容でした。

別にこのタックスヘイブンと同じこと、もしくは似たようなことは昔からありました。

例えばケイマン諸島やスイス銀行などが、そのよい例です。

しかし、それが顕在化した場合には、必ずそれは追い込まれていきます。

番組内でもシンガポールで住民運動が起こっているということがやっていましたが・・・

まず、シンガポールってどんな国だか、皆さんはご存知ですか?
番組内では、税金のことが番組内で取り上げられていましたが、経済的には、

・上場基準が甘い
・ベンチャーに対する支援が整っている

など、税制面以外でも、『現在』は優遇されています。
海も綺麗で、マーライオンなど観光でも有名です。
自然災害も、地震も殆ど無く、赤道に近すぎるため台風もありません。

ここまでが皆さんが知っているシンガポールではないでしょうか?

政治は・・・
この自由完全資本主義のような国家ですが、実は政治的に見ると完全な一党独裁と言って良い状態で、政権批判などには厳しい言論統制があったり、選挙もありますが、与党が不利な結果がでると平気で選挙区を変えてしまいます。(ゲリマンダー)
このような独裁国家は独裁者が国民よりも自分たちの既得権を守ろうとすることは当然のことです。シンガポールの政治形態は、「明るい北朝鮮」と言われるのは有名な話ですが、北朝鮮と違って情報統制が難しい国家です。

軍事は・・・
さすがにお金のある国です。
F-16やF-15など、日本の航空自衛隊や韓国空軍が採用している戦闘機を主力とし、旧型機は日本でも採用が検討されているF-35(ステルス戦闘機)に切り替えようとしています。
軍隊は2年間の徴兵制によって約7万人強がいます。
総人口が540万人程度(日本の約4.2%)、面積が707K㎡(日本の0.2%)で、日本の自衛隊が25万人弱ということを考えれば、立派過ぎる軍隊を持っています。
しかし、軍隊が常に国家の言う事を聞かないことは、歴史的にみても当たり前のことで、「アラブの春」でも同じことがありました。
また、軍事装備は空軍は米国製、陸海軍はEU系と振り分けているものの、製造国に逆らうと面倒なことになります。その時には慌てて中国製やロシア製にするかもしれませんが、中国やロシアもシンガポールを野放しにする訳がありません。

歴史は・・・
その昔の東インド会社の時代はWikiを読んでください。
シンガポールはマレーシアの一部でしたが、マレーシア地盤の政党とシンガポール地盤の政党間の争いにより1963年にマレーシアに追放されてしまいます。その時のシンガポールの党首がリー・クアンユー(現シンガポール首相のお父さん)です。
昔から有名な国かと思っている人が多いかもしれませんが、都市の名前としては有名ですが国家としては独立してやっと50年という国家です。

愛国心で日本に残ることが賢いとは思っていません。ときどき、
「働かない奴を何故、俺たちが食わしてやらなければいけないんだ!」
と唱える人がいますが、それも至極当然の発想だと思います。
また、税金が国民目線から絶対にあり得ないような使われ方をしているのは、民主党政権時代に行った事業仕分けで一部が明らかになりました。

しかし、目先の税金やビジネス環境だけでシンガポール(プエルトリコも同じ)に移住するのは歴史を知らない愚者の選択だと思うのは私だけでしょうか?

観光には行ってみても良いかなと思っているから・・・

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