リストラ ~第10話~ | 株式会社リデベ(再開発)の社長(こと相澤巧)のブログ

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住宅産業・不動産業界・建設業界の情報や裏話を綴ってます。立退きや地上げの話から戸建住宅のクレームや賃貸契約の話を書いてます。

先月、今月とブログの更新が滞っています。

去年の夏頃は1日、2回ぐらいのペースでブログを更新していて、自分の中では


『目指せ、中川翔子!』


ぐらいの気持ちでいたのですが・・・

これはブログを更新するのに飽きたからではありません。


実は、去年の8月から、私にとっては大きな仕事(物件)を始めたからです。


「最初はうまく行くかも??」


と思っていたのですが、関わってくいくうちに泥沼になってきました。

その内容については4月以降に『茶番劇』というタイトルでフィクション化したいと思います。


それまでに連載記事の『リストラ』を書いていこうと思います。


というわけで・・・・


前回以前の話


リストラ ~第1話~

リストラ ~第2話~

リストラ ~第3話~

リストラ ~第4話~(番外編「独り言」)

リストラ ~第5話~

リストラ ~第6話~

リストラ ~第7話~

リストラ ~第8話~

リストラ ~第9話~


私が行った商品技術開発室は想像通りか、それ以上のメンバーでした。


しかし、想定外だったとことが2つありました。


第一は、営業企画部のS部長が商品技術開発室の室長になると思っていたのですが、S部長は商品技術開発室にはいませんでした。S部長は第一設計部の部長です。S部長とは、その後に話すのですが、S部長も驚いていました。


「自分でも、新部署に行くと思っていたんだがな。」


「しかし、S部長は元々設計ですし、解りやすい人事だったのでは?」


「今、思えば誰も俺が新部署とは言ってなかった。」


「そういえば、我々は『別の部署に行ってもらう』と言われただけですもんね。」

※第4話参照


「ということだな。」


第二は、室長がU次長だったことです。U次長はその時は注文住宅などの設計をやっていました。以前はH建設が片手間にやっていた、集合住宅の営業だった時代もあります。もともとは設計部にいたらしいのですが、創業者に嫌われて、色々な部署を転々とさせられていました。しかし、U次長は、それを自覚していたのかどうかは解りませんが、どの部署でも大変明るいし、下の者には好かれていました。また、設計者としての能力は大変高く、管理職としての能力はともかく、U次長が設計すると必ず、お客さんは喜んでくれました。

U次長のネックはお酒を飲むと、訳がわからなくなることです。H建設の廻りにあるスナック等は殆どが出入り禁止でした。社会人としては如何なものかという部分もありましたが、そういう人間味が他の社員に好かれる点でもありました。

ただ、創業者にはあまり好かれてはいませんでしたが、I常務からはかなり気に入られていました。


この二点が驚いた点ですが他の主なメンバーは


まず、Y次長です。Y次長は普段は大変、大人しい人なのですし、後輩に対して怒ったりすることは滅多にありません。ただ、上役に食って掛かるところがあります。私が入社する前に創業者に食って掛かって、翌日、他の部署に異動させられたという話を聞いたことがありました。しかし、このY次長の同期にK部長、O次長それと前述のU次長を併せて、Iカルテット(IはI常務の苗字)と呼ばれていて、やはりI常務に気に入られていました。


次がKK課長です。KK課長はこれは設計部門のエリートです。誰からもKK課長は切れる人だと言われる人です。このKK課長の特徴は、会社がある無茶な課題を命令したとします。誰がどう見ても無理なことなのですが、それを適当にこなしてしまう点です。

例えば、その無茶な課題に10個のハードルがあったとします。誰もがその10個のハードルを越えるのは無理と思うとき、KK課長は5個しか越えません。


「それなら、自分にも出来る!」


と後で考えると思うのですが、そのハードルの選択が上手いんです。

つまり、会社がどのハードルを越えれば満足するかということを咀嚼して、その5個のハードルを越えることに全力を尽くし、残りのハードルは最初から捨てて掛かります。それにより、戦略的目標をちゃんと到達させることで、会社が満足するわけです。しかし、いつもこのやり方ですから、100%をこなすことが無いので、プロジェクトごとの会社からの評価は総じて80点ですが、そのプロジェクトを一覧にしてみると、その全てを戦略目標に到達させていること、そしてそれが、かなり難易度が高いという点から考えても、相当に評価の高い人でした。


実質上、私がナンバー4となるのですが、同格が1名いました。その同格がH課長代理ですが、これは努力の塊の様な人でした。いろいろなことを試すし、資格に関しても貪欲に挑みます。

ある日、


「新しい発想を生むためには右脳の働きが重要」


と聞いたH課長代理は、次の日から左手で箸を持つようになりました。効果があったかどうか解りませんが、何事もチャレンジする人でした。

他の若手社員も各部署でそれなりに、まずまずの実績のあるメンバーでした。

そんなメンバーで私はこの部署で3年を過ごすことになります。


次回は『耐震リフォーム部』について書きます。


後は女子パシュートしかチャンスが無さそうだけど・・・

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