今日は群馬県で竜巻が発生するなどして大変だったようですが、うちの事務所からは夕方に虹が出ていました。
ちょっと解りにくいですが、右の白いビルのすぐ左側です。
さて、日曜日に書くといっておいて書かなかったL字溝の続きです。
前回以前の話はこちらからどうぞ。
さて、前回の話の通り道路課に行くことになりました。
当時のS区の道路課は建築指導課の隣にありました。隣と言っても壁があるわけではなく(役所なので部署が違えば見えない分厚い壁はあるのでしょうが・・・)、建築指導課と道路課の担当者は背中合わせで仕事をしています。話は聞こえていたと思うのですが・・・一応、同じ内容を道路課にもお話をさせて頂きました。
「というわけで、道路内にこの擁壁を作らさせていただく訳にはいかないでしょうか?」
「いいと思う?
」
「原則的にはダメだということは、重々承知しておりますが、隣地の方も敷地内に擁壁を作ることを認めていただけないわけで、八方塞なんです。
」
「隣地の人に様壁を作らさせてもらおうとするから、ダメなんだよ
」
「へ?と言いますと・・・
」
「簡単だよ。隣地を全部、おたくで買収しちゃえば、いいんだよ!
」
『それが役所の言う言葉か!!!!!!
』
と言いたいのを押さえて・・・・
「では、隣地の方に早速、交渉してきます。が、S区の道路課に買収して来いと言われたと言っていいでしょうか?
」
「喧嘩売ってる?
」
『どっちがじゃ!
』
と言いたいのをぐっと押さえて・・・
「では、我々の意思で購入したいと言ってきます。」
「まぁ、がんばって・・・
」
というわけで、この日はS区から撤退することになりました。現場事務所に戻って、再び、設計担当M氏と現場監督Y氏で打合せすることになりました。
緑字・・・M氏 赤字・・・Y氏
「Junさん、本当に隣地の方に売ってくれと言うんですか?」
「いやいや、仮に認めてくれたとしても工期が間に合いませんよ。」
「う~ん・・・。さっきまでそちらの土地に擁壁を建てさせてくれと言っておいて、今度は土地ごと売ってくれか・・・こりゃ、普通の地上げよりも遥かに難しいぞ。地上げなら採算が合えばできるが、まさか擁壁の為に地上げするなんて経済的に不可能だ・・・」
「じゃあ、どうするんですか?」
「とりあえず、役所にはしばらくたってから行って、売ってもらえなかったことにしよう。」
「しかし、それだけでは擁壁を作って良い許可はもらえないですよ。
」
「わかってるよ!
」
「なんで、擁壁を道路内に作っちゃいけないんですかね?
」
「Yさん、今更なに言ってるんですか!道路幅員が確保できないからですよ!
」
「じゃあ、電柱も邪魔ですよね!」
「電柱は必要だからですよ!」
「ん?必要だから・・・。ひらめいた
」
「なにがですか!?」
「この擁壁はL字溝ということにしよう!」
「Junさん、ふざけてます?」
「いたって、大真面目だよ!来週、道路課に行くぞ
」
さて、次回は早めに書くので・・・

