TBS 『噂の東京マガジン』 | 株式会社リデベ(再開発)の社長(こと相澤巧)のブログ

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住宅産業・不動産業界・建設業界の情報や裏話を綴ってます。立退きや地上げの話から戸建住宅のクレームや賃貸契約の話を書いてます。

今日の『噂の東京マガジン』でアーバンエステートや富士ハウスの倒産による、顧客の前払い金が返ってこない問題がやっていました。


そこで、青山雅幸という弁護士が・・・


「(ハウスメーカーへの)建築費の支払は完成後の後払いで良い。なぜなら、資材や手間の業者への支払も後払いなのだから・・・」


と言っていました。


「建築費の支払は完成後の後払いで良い」


という部分は議論の余地はあるものの、一つの方法論ではあると思います。


※支払側の与信が無ければ、請負側は先払いをして欲しいし、請負側の与信が無ければ支払側は後払いにしてもらいたい。そのために出来高払いがある訳なのですが・・・。今回の場合は富士ハウスやアーバンエステートが自転車操業の状態にあったから、先払いをして貰わなければならなくなり、売り上げ減でキャッシュフローが回らなくなって倒産したと考えています。もともと、危ないのでは・・・とネット上にも書かれていましたし・・・。


しかし、今回の問題はそこではありません。


この、青山雅幸という弁護士が言った、

「資材や手間の支払が後払いなのだから・・・」

と言った部分です。


たしかに、ハウスメーカーもゼネコンも下請け業者に対しての支払いは後払いです。

しかし、例えば、住宅の基礎を作った業者に対しての支払は、基礎の完成後の翌月末払いや翌々月の初頭に支払われるのが一般的です。(ハウスメーカーやゼネコンの経理処理日によって違う)

つまり、建物が完成する前にハウスメーカーやゼネコンは業者への支払いが完了していることになるので、完成払いだと、一時的にキャッシュフローが赤字になってしまいます。それを避ける為に手形払いと言って、例えば基礎完成後、3ヶ月間は手形を発行して、3ヵ月後に手形を現金化するという方法が過去にあったのは事実ですが、バブル崩壊後にかなり減りました。


富士ハウスやアーバンエステートが手形払いを使っていたかどうかは解りませんが、他の業者まで一緒にされると話が違うと思いました。


まぁ、被害者弁護団の弁護士の様なので、その発言は仕方がないにしても、メディアは事実関係をよく調査してから、報道して欲しいと思いました。


私は、完成後払いではなくて、完全出来高払いの法整備を進めるべきだと考えています。



テレビを見ての感想だけど・・・

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