「デベはなぁ、上場すると苦しいんだよ。金があるなら、上場なんかしない方がいいな。」
これは、随分前に先輩に教わった言葉です。
上場のメリットは
・株式市場から資金を調達できる。
・知名度が上がる。
デメリットは
・上場を維持するのにお金が掛かる。
・株主に左右される。
などがよく言われます。
景気のいい時(土地の値段が上がっている時)には、余程のバカ以外は資金力さえあれば、儲かる業界です。簡単に言えば、買って、売れば儲かります。
景気の悪い時(土地の値段が下がっている時)には、物凄いプロでもなかなか、儲からない業界です。
『稼げる時に稼いで、悪い時にはじっとしている。』
というのが、基本スタンスになるのですが上場していると、なかなか上手くいきません。
平成18年の秋口ぐらいから、そろそろ潮時というのは、この業界の人ならみんな感じていたはずです。リーマンショックの1年ぐらい前から・・・。
しかし、それでも高値の不動産に手を出したのは上場企業故の目標があったからでしょう。もちろん、上場してなくても、上場を目指していた会社も同じです。耐力が無く、派手にやりすぎた、新興系の不動産が片端から逝くのは、この辺が原因でしょうか・・・。人材の問題も大きかったと思いましたが・・・。(人材については後述します。)
オフなので、まったりしてるけど・・・