どくとるマンボウ航海記北杜夫著「どくとるマンボウ航海記」を読了。 北杜夫は、2011年に亡くなっている。 鉄道作家の宮脇俊三の作中には、よくお隣さんで現れる。 1960年(昭和35年)の作品であり、そのころのアジア、アフリカ、ヨーロッパ各国の風景が描かれている。 軽妙なユーモアが心地よくて、苦しいはずの船旅も楽しそうな気がしてくる。 結局のところ「どくとるマンボウ」はいかなる理由で名づけられたのかは分からなかった。