11月1日(水)にシルバードライバーズスクールが開催されました。

 

昨年に続き、今年も多くの方に参加していただきました。

 

当日は天候にもめぐまれ、過ごしやすい気温となり絶好の講習日和となりました。

 

座学では、地元警察署の西脇警察署より、地域の交通情勢の説明があり、身近な事故事例を皆さん真剣な表情で聞かれていました。

 

 

特に交通事故による高齢者の死亡者数は、昨年、兵庫県がワースト1位という不名誉な結果となっています。

 

身近な問題と認識していただくため、当校スタッフの座学も力が入ります。

 

(兵庫県内の2022年 交通事故死者数120人中66人が高齢者、全国平均の2倍以上)

 

 

 

後半は、サポートカー乗車体験と、実車走行による運転診断を実施しました。

 

慣れない環境と車に緊張され、中には普段の実力を発揮できない方もおられましたが、大半の方は、おおむね普段通りの運転を見させていただきました。

 

長年の運転経験が役立つ場面もありましたが、逆に悪影響となって現れる場面もあり、指摘のうえ、注意されるようお伝えしました。

 

 

急ブレーキによる模擬追突体験では、気持ちがはやり、急ブレーキ開始地点より早くブレーキを踏んでしまう方や、強く踏むことができない方もおられました。

 

やはり、運転は心の状態も強く影響し、高齢者の方は身体機能の低下と合わせ、より慎重な運転が求められます。

 

 

神戸トヨペット様によるサポートカー実車体験

 

ペダルの踏み間違いによる暴走事故が後を絶ちません。サポートカーの実力を実感されている様子です。

 

 

最後は、皆さん笑顔で終了証を受け取り、講習終了です。

 

 

これからも長く運転を続けていくために、身体機能の低下を自覚し、これまで以上に慎重な運転を心掛けていただき、事故や違反なく過ごされることが必要となります。

 

この講習での体験を活用していただき、一生涯無事故でお過ごしください。