11月7日(月)に「シルバードライバーズスクール」が開催されました
新型コロナウィルス感染症のため、過去2年は中止となっていましたので、実に3年ぶりの開催となりました。
当日は天候にも恵まれ、晴天の秋空の下、多くの高齢者の方にご参加いただきました
開講のあいさつに続き、西脇警察署交通課長より、西脇署管内の交通事故発生状況等の講話がありました。
座学では、歩行者の行動の特徴や視認性、道路交通法の改正点等について学んでいただきました。
特に、今年5月に改正された、75歳以上の高齢運転者に対する「運転技能検査」や「サポートカー限定免許」については、皆さん真剣な表情で聞き入っておられました。
高齢者の皆様にとっては、耳の痛いお話も多く、少し重い雰囲気になります
そこでリラックスしていただくために、交通安全にかけた簡単なゲームやマジックを披露しました。
ここでやっと皆さんの笑顔が見られ、少し和やかな雰囲気に
緊張も少しほぐれたところで、サポートカー体験乗車と、実車走行による運転診断を実施しました
神戸トヨペット様のデモカーを持ち込んでの、サポートカー体験乗車です
衝突被害軽減ブレーキ=自動でブレーキが作動する機能
ペダル踏み間違い時加速抑制装置=飛び出さない技術
これらの体験乗車をしていただきました。
実車走行では、不慣れな車両に乗り、運転の評価をされるということでかなり緊張されています
ペダルの踏み間違いによる、飛び出し事故も多く発生しています。
いざという時のために、段差にわざと乗り上げて、すぐにブレーキを踏んで止める体験をしていただきました。
加齢に伴い、反応時間が遅れたりブレーキペダルを強く踏めなかったりしますので注意が必要です。
安全運転サポート車であれば、このような場面で力を発揮してくれますね
(ペダル踏み間違い時加速抑制装置=飛び出さない技術)
急ブレーキ体験では、ボールが転がってくると同時に、素早く正確に力強くブレーキが踏めるかどうか、の確認をさせていただきました。
皆さんおおむねボールに当たることなく、ブレーキを踏まれていましたが、中には強く踏みこめずボールを弾き飛ばしてしまう場面もありました
常に危険を予測した運転を心掛け、とっさの場面でも強くブレーキが踏めるようにしなければなりません。
最後に受講証を授与し、終了となりました。
慣れない教習車両での運転や緊張のため、日ごろの運転技術を発揮できない方もおられましたが、ご自身の運転を見つめなおす機会ととらえ、今回学ばれたことを今後の運転に生かしていただきたいと思います。
一生涯無事故で