ご無沙汰しております
私はまだ鉄ちゃんを引退していませんのでご安心くださいませ
久しぶりに鉄道ネタで全国の鉄道ファンの皆さんと鉄分を分かち合いたいと思います
さて、3月14日に開業する北陸新幹線ですが、狭い日本がさらに縮まることになりますね
最速で東京―金沢間が2時間28分となり、現行より約1時間20分も短縮されるようです。
それに伴い、航空機の利用客もかなり新幹線に移転するでしょうね。
また、北陸地方に企業移転が相次いでいるという記事もあります。
そのような、人口、雇用、観光客の増加に伴う経済効果はかなり大きいのでは
ないでしょうか
その反面、鉄道ファンなら有名である在来線最速の時速160キロを誇る、特急「はくたか」が廃止となります
廃止直前に在来線車両での時速160キロ走行を体感すべく、同僚と「はくたか」記念乗車を決行することにしました。
兵庫県から北信越地域までは遠く、費用も結構掛かるため「北陸乗り放題切符」を活用します。
この切符、北陸地域3日間乗り放題で特急にも乗車でき、乗り放題区間までの往復の運賃込みで14,400円とすごくお得な切符なんですよ
特急列車専用である大阪駅11番線は、子供のころからの憧れのホームで、今回初めてこのホームから乗り込みます(少し感動…)
8時10分発の「サンダーバード5号」和倉温泉行き
湖西線内を時速130キロで快調に飛ばします
その頃車内で外国人の方が、「この電車、米原駅行きますか?」と片言の日本語で尋ねてこられました。どうやら浜松市へ行きたいようですが、「この列車では無理ですよ」と伝えるとかなり困った様子…。
しかし、運良くこの「サンダーバード5号」は近江今津駅に止まるため、そこですぐ接続の敦賀行き「新快速」に乗換え、近江塩津駅で今度は北陸線に乗換えて米原駅へどうぞ、とメモで案内しました。
ちゃんと乗り換えできるかな、と心配しつつ旅を続けますが気になる…
こんな出来事も旅のおもしろさや楽しみの一つで思い出になります
車内は行楽客、ビジネスマンを乗せ70%くらいの乗車率で、定刻通り金沢駅に到着。前3両を切り離します。
ほとんどの乗客が金沢駅で降り、ほぼ貸切状態で七尾線へ入り和倉温泉駅着 せっかくなので温泉街まで歩きます。
結構離れていて早足で散策。
足湯が楽しめる「湯っ足りパーク」で海を眺めながらゆっくり…
うわっ 急がないと次の列車に間に合わない
ということで走って駅まで戻ります
「サンダーバード28号」、「サンダーバード17号」と乗り継ぎ、富山駅へ向かいます。富山駅にて413系に遭遇国鉄時代からの古参車両です。
コスト削減のため青一色の単色塗りとのことですが、どうも違和感が…。
しかしながら、見慣れればこれもいいかも
富山駅から「ワイドビューひだ18号」
キハ85系!ディーゼルサウンド、排気臭がたまりません
高山本線は風光明媚な路線として有名ですが、今回は猪谷駅までの乗車。
山あいの神通川沿いを走り、景観に見とれてしまいます
猪谷駅で下車し「ワイドビューひだ」をお見送り
この猪谷駅は大きな構内をもつ駅ですが、駅周辺は人気もなくひっそりと佇んでいて、どこか昭和の雰囲気…。この郷愁漂う雰囲気が秘境駅好きの私にはたまりません
残念ながら、2006年にはこの猪谷駅から奥飛騨温泉口駅までを結んでいた神岡鉄道が廃止となっています
駅近くの神通川に架かる橋。
ここも富山市ですが、中心部より気温が低くかなり寒いです
富山駅に戻り、富山ライトレールにも初乗車
この鉄道はJR富山港線を一部路面電車化し、第三セクターとして2006年に開業した路線です。
JR時代の利用者数は一日平均約3000人であったのが、今や5000人オーバーここはLRTの成功事例の一つで、建設を検討中の都市もあり注目され続けている鉄道です。
この日も車内は満員で、終点岩瀬浜駅までを往復。
そして、この日の締めくくりは金沢駅。
テレビで何度も取り上げれられているこの金沢駅は、巨大な木製の鼓門とガラス製ドーム「もてなしドーム」が有名なので一目見ようと降り立ちました。
巨大すぎて圧倒されます
この日の宿泊は富山市内なので「サンダーバード39号」で富山入り。