こんにちは(^-^)北播ドライビングスクールのYAMAです。
H22年11月6日(土)に、多可町社会福祉協議会主催の『認知症講演会』に自動車教習所で高齢者講習を担当する指導員の一人として行ってきました。
講師は、認知症介護のエキスパートとして、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられた、大谷るみ子さんでした。
そして、今回のテーマは『認知症の人の理解と支援』。
大谷さんは、福岡県大牟田市にあるグループホームふぁみりえでの取り組みや実際にあった事例を挙げ、認知症とはどんな病気で、彼らがどれほどの不安を抱えて毎日生活しているのか、またそれを理解することの大切さ、本人とその家族が置かれている厳しい現状、そして本当に求められているケアや支援の在り方等、私達や社会全体がどうかかわっていくべきかについて熱く語られていました。
会場から溢れんばかりの町民も、その熱意に引きつけられている様子でした。
北播ドライビングスクールでも、地域社会に貢献すべく高齢者講習を行っており、昨年は1500人近い方が受講され、75歳以上の方に対しては、約30分程度の講習予備検査も実施しています。
今まで、認知症について、記憶力や判断力が低下しているという認識しかなかった私は、この講演会を通して認知症の人が持っている感情の豊かさや力の強さを知ることができました。
そして、一番困っているのはほかでもない、認知症になった本人であるということです。
遠方から来ていただいた講師の大谷さん、そして講演会を主催してくださった多可町社会福祉協議会のみなさん、本当にありがとうございました。
次回の企画を楽しみに待ってます。