石油情報センターが7日発表したレギュラーガソリン1リットルあたりの店頭価格(全国平均、5日時点)は147.4円で、前週より0.9円下がった。値下がりは4週連続で、約3カ月ぶりの安値水準となった。

 都道府県別でみると、高知、長崎両県で横ばいだった以外は、すべて値下がり。最も下がったのは岐阜県で1.7円、次いで岩手、茨城、群馬の各県で1.6円下がった。

 国債の格下げが懸念された8月上旬に、米国経済の不透明感から原油価格が急落した影響が、時間差をおいて表れてきているとみられる。同センターは「年明け以降、原油高の一因になった北アフリカ・中東情勢も落ち着きつつあり、原油価格はまだ下がる可能性がある。国内のガソリンも引き続き値下がり基調が続きそうだ」とみている。

 トヨタ自動車は5日、中型セダン「カムリ」を全面改良し、発売した。国内市場ではガソリン車を廃止し、ハイブリッド車(HV)専用にする。米国を筆頭に世界的な人気車種だが、国内では多くは売れていない。室内の広さと低燃費を武器に、40代以上を狙い売り込む。

 同社が、既存の車種をHV専用に衣替えするのは初めて。トヨタの国内向けHV専用車としては、プリウスなどに次いで4車種目。

 8代目の今回モデルの燃費は1リットルあたり23.4キロ。従来より約3割向上し、同クラスの車種では業界最高水準。ヴィッツ(最高で1リットル21.8キロ)をも上回る。価格は税込み304万~380万円。愛知県豊田市の堤工場でつくり、全国のカローラ店で販売する。

 ホンダは5日、燃料電池車(FCV)の「FCXクラリティ」を全日本空輸に提供し、成田空港の国際線利用者を運ぶハイヤーとして活用すると発表した。同車は2009年から国内で12台を企業や自治体にリース販売しているが、一般客が乗るハイヤーへの活用は初めて。FCVは水素を燃料に電気モーターで走り、水しか排出しない次世代車。自動車各社が15年までの量産化を目指している。