池袋の裏側

池袋ウエストゲートパークの最新作でございます。

最近ちょっとこう、初期の文体のわくわく感がないなーと思ってたら、

今巻では見事に復活しておりました。おかげで待ち合わせにおくれかけず、おくれましたとも(おくれたんかい)


こういうサイドの話をマコトの視点で書くことができるというのはやはりすごいですね。

石田衣良・・・奥が深い・・・

ドラゴン・ティアーズ──龍涙/石田 衣良
¥1,600
Amazon.co.jp

バングラデシュからかえってそろそろ一年です。


まだまだまだ、消化できてない。むしろ消化できない。


あのとき路上にいた人の目。

リキシャ引きの話。

ベンチャーの仕掛け人の誇り。

NGO職員の思い。


これを背負って生きていくのかな、と思いつつ、

自分はいったい、一歩を踏み出したのかな、とも思いつつ、明日は有休です。髪切ってきます★



周りの人たちも、

不変のように見えて

動いているなあ、という話。


具体的にいえば、大学時代の先輩が結婚しましたよーという話orz(←なんで凹んでるの!?)

1.電車で座っているときに


2.横に女性が座って


3.その女性が持っている


4.新聞が


5.ちょっとアレな新聞の時(思想的にこう・・・)で、


6.しかもそれを音読し始めた時







目というかなんというか、

誰かが読んでいるのを見たのは初めてでした。今日も仕事はないという・・・ヒマだ・・・

おっもーーーーーーーーい

というわけで現象学探偵矢吹駆のシリーズ第二弾です。

第二弾なんですが、一弾で思いっきり出た「現象学」は影をひそめ、

よりミステリーに近い内容で色濃くまとまっています。


ただ、相変わらずの主人公の気障っぷりは健在で、

高慢と自己愛が売りのフランス人主人公(偏見120%)をして「気障」といわしめる感じです。近くにいたら殴りたい


そんなあれですが、語り手がフランス人の女性であるためか、その視点から終始描かれ、装丁にもそれが反映されているあたり世界観の作りこみが半端ないです。

たとえば、登場人物紹介で各人物が紹介されるなか、矢吹だけは



矢吹駆




と、完全に何も書いてない感じ。

主人公の中での彼の位置づけの微妙さというか、そういうのがもう!!もう!!



ほんとにこのシリーズはお薦めです。ただし、内容はかなり濃いのでご注意あれ。

サマー・アポカリプス (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)/笠井 潔
¥987
Amazon.co.jp