忘れることの大切さ


こ れ は す ご い

京極夏彦っぽい、「誰もが嘘をついている」世界で序盤から引き込まれていきます。
息をするように描かれる非日常。
微妙に歪められた真実、忘れられた記憶


読む人は選ぶ作品だと思いますが、
非常に重厚なミステリーだったと思います。こういう小説書けるってすごいわ・・・

お薦めです。個人的に主人公のセリフにかなり共感したのが少し自己嫌悪☆


向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)/道尾 秀介

¥660
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日常のミステリー

短編集ですが視点がすごい好きです。

曰く「警察の内報を作るのが主任務の、恋とコンプレックスに悩む女性事務員」

曰く「人生守りに入っていて24歳の女性社員に対抗意識を感じる中年編集者」

曰く「娘と微妙に壁のある主婦調停員」


「普通の」ミステリーに出てくるいわゆるすごい人ではなく、
ほんとに些細な、だからこそリアリティのある「普通の」人のミステリー。


最近リアルな話のほうがより胸に迫ってくる事実に気付きました。横山秀夫・・・うまいわ・・・
お薦めです。


看守眼 (新潮文庫)/横山 秀夫

¥540
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こんばんわ。レミングスというPCゲームの攻略動画を1日見ていたら精神的に若干不安定になった社会人のブログです。休日になにやってんでしょうね(ほんとに)



さて、以前ご紹介したサンシャイン牧場が有料課金制度を始めました。
オンラインゲームにとって「アイテムの有料課金」はかなり有力な収入源です。
オンラインゲーム歴が短い私も、有料課金自体はそんなに不快でもなんでもありません。有料課金しないとクリアできないゲームはそもそもあんまりやりませんし、それがなくて運営母体がつぶれるよりははるかにましだと思っています。まして今回の課金は、これまでのプレイを阻害するものでは全くないですし。



が、一部のmixiユーザーの方々にとっては不快だったご様子で。



・こんなに時間をかけているゲームに課金するなんて許せない
・課金なんて所詮金の亡者の仕業ですね
・中国に金が流れます



などなど。mixiって某巨大匿名掲示板と同じだったんですね、という風情のユーザー様からの貴重な「ご意見」が多数散見されており、現在mixiサンシャイン牧場掲示板は絶賛大荒れ中です。




運営母体は中国の会社なので中国そのものへの嫌悪感を露わにする方々もいらっしゃいますが、この問題に関しては根っこは2つあるように思います。

1つは中国という国への嫌悪感を1運営母体に肩代わりさせている方々の存在

これは個人の思想の範疇なのでまあどうしようもないというか、私個人の感覚ではただただ残念としかいいようがありません。


もう1つはオンラインゲームへの不慣れ感ではないのかな、と。

オンラインゲームは大手のゲームソフトメーカーからベンチャーの参入までまさに活況を呈していますが、それもここ数年のお話。
ユーザー側の慣れも、人によって個人差があるように思います。

ましてmixiのユーザーは、周りの人を見てもオンラインゲームユーザーとは離れているように思いますし、有料課金制度自体知らなかった人も多いのではないのかな~とか思ったりしました。




とまあなんだかんだ書いといてなんですが、実際これって「大荒れ」なのかは難しいところですね。

10万人もユーザーがいるんだから1%でも1000人。
そのうちさらに10%が批判コメント書くとして100件。


やっぱりBtoCビジネスって根気がいるのかな~とか思うこのごろ。最近はこんなことばっか考えてます。冬ですね。
心通わぬ獣と闘蛇


「守り人」の作者の作品です。
この人の世界観は簡潔なのに広大で、重厚。
要所要所の相変わらずおいしそうな食卓の表現技法といい、
クライマックスに向けてもりあがっていくストーリー展開といい、

完全にやられております。お薦めです!

ちなみにこのシリーズ、Ⅰ、Ⅱの後編も出ているとのこと。
個人的にはここで終わりかな、と思っていたのですが、また読んだらご紹介いたします。



獣の奏者〈1〉闘蛇編 (講談社文庫)/上橋 菜穂子

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獣の奏者〈2〉王獣編 (講談社文庫)/上橋 菜穂子

¥730
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マーケティングの仕事の一つに、「製品の安定供給」というものがあります。

他の会社はどうか知りませんが、うちだとセールスの方々から「こんだけ売れるよー」とか、過去データから「これくらい売れそうだ~」という「デマンド_”Demand”」というものを出してもらい(または出し)、それをマーケが手を加えて「だいたいこれくらい、将来売れまっせ!」という話をしにいきます。


んで、それを注文する「製造企画」という部署に持って行って注文してもらうんですが、






彼らの他人事っぷりったらもう。







製品が安定供給できず、欠品しても知らん顔。
「これが欠品しましたがどうしますか?」みたいな話をされるんですけどね、




あんたもおれも同じ***という会社の社員じゃないのかおいというかお前らだいたいDemand通りきちんと注文してたらもうちょっとまともな供給ができたんだよちくしょうめ


と少し云いたくなります。もちろんこんなことは思ってても、思ってても言いません。




やっぱり「責任」をきちんと共有する環境って大切なんだろうな~というのがここ最近の主要な思考のメインテーマです。ただ押し付けあうだけでも、区切るだけでもダメなんでしょう。だとしたらいったい何が正しい責任範囲なのか。


そんな週末でした。来週ヤマかもしれません。