4月の下旬頃からランニングを再開した。
緊急事態宣言下の対策としてやっている方も多いが、
自分にとってもはもっと重要な意味がある。
リハビリだ。
右脚アキレス腱を切ったのが昨年の5/31。
翌日からギプスをしたり装具を付けるなどあり、年明けまで右脚を固定していた。
その間、柔軟性は失われ筋力も衰えた。
今は歩いている姿こそ普通に歩いているように外からは見えるが
右足だけ砂場に突っ込んで歩いているような感覚である。
(左足に比べて右足のキックが効かないため)
しかしスクワットなどで筋力を少しずつ戻し4月下旬にランニング再開。
中1~4日程度ずつ空けて行うようにし、今日で6回目となった。
復帰初日は12分走ったところでもう右足首が上げられなくなり終了。
身体の体力より先に右脚が動かなくなる。
しかし、15分、20分と増やしていき、今日は23分。
それもいつもよりは右脚に余裕を残してという感触。
中学時代は駅伝選手として3kmを9分10秒で走り
ほんの2~3年前でも皇居2周(約10km)を1時間弱で走っていた自分にとっては
たったの20分程(距離にすれば3~4km程度か)しか走れないという事実そのものは
目を背けたくなるほど悲しい現実だが、
寧ろ今はそれ以上に
「遂に走れるようにまでなった」、「少しずつだが体力が戻りつつある」という喜びが大きい。
右脚を固定していた頃は
「寧ろこの脚をさっさと切断して義足にしてしまった方が楽なんじゃないか」
と思ったことも何度かあったが
頑張ってよかったと思えるよう、しっかり治していきたい。