ISISから思うこと | driveroneのブログ

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イスラム過激派組織のISIS。

元々アルカイダの一部だったがシリアの反政府軍に協力したことで様々な援助を我が物にし、遂には反政府軍本体やイラクまでも乗っ取りかけて「イスラム国」を名乗っている凶暴集団。


彼らの当面の目的はかつてイスラム教国家があった東はインドから西はスペインまでを再び統一することなんだとか。


今の我々の立場からすると、平和な世の中を脅かす存在でしかないのだが、彼らからすれば失われたものを取り返すための聖戦。

つまりどちらも自分達のものを守ろうとする行為と捉えていて、決して侵略ではない。(現在の国家単位で考えれば「侵略」に当たることは理解しているようであるが)


争いを収める難しさはまさにここにある気がする。

いずれも強欲とか、より良くなろう、プラスを求めようという動機ではなく、あるべきものと取り返そうという発想、そしてそれが正義なのだと信じていること。


元々確たる正義というものはないし、誰の土地であるかという決まりもないのだから、やはり争いは永遠に絶えないと言わざるを得ないのでしょう。