試合が終わった後でも、赤司は会場にいた。
誰もいなくなった観客席に一人座り、携帯の画面を見つめる。
不在着信が25件、新着メッセージが11件。
《私が恋しい?》
《私が恋しい?》
《私が恋しい?》
ゆっくりと息を吐き出し、メッセージを打ち込む。
《会いたい》
そして送信ボタンを押す。
画面で砂時計が回転した。それがふっと消える。送信完了だ。
と、その時。
「だったら、最初からそう言えばよかったのに」
あの懐かしい甘美な声が背後から聞こえてきた。
振り返ると、アリスがさっき受信したばかりのメールを見つめていた。
携帯から目を離し、彼女は赤司を見た。
小首を傾げ、口元に微笑みを浮かべる。
「久しぶり、征十郎」
誰もいなくなった観客席に一人座り、携帯の画面を見つめる。
不在着信が25件、新着メッセージが11件。
《私が恋しい?》
《私が恋しい?》
《私が恋しい?》
ゆっくりと息を吐き出し、メッセージを打ち込む。
《会いたい》
そして送信ボタンを押す。
画面で砂時計が回転した。それがふっと消える。送信完了だ。
と、その時。
「だったら、最初からそう言えばよかったのに」
あの懐かしい甘美な声が背後から聞こえてきた。
振り返ると、アリスがさっき受信したばかりのメールを見つめていた。
携帯から目を離し、彼女は赤司を見た。
小首を傾げ、口元に微笑みを浮かべる。
「久しぶり、征十郎」