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お久しぶりでーす\(^o^)/
夏休みもそろそろ終わりですねー。
最近赤司夢小説の更新率高いなー、自分。

赤司イケメン。でも緑間と高尾が一番好きなワタクシ笑

なんだか書いている間にフランス文学に傾倒しちゃって、むやむやな終わり方になりそーです。

結局二人の別れみたいな…

で、またポンポンネタが出てきまして……

高尾と精神的に弱いヒロインor幼馴染の再会
医者になった緑間と昔の幼馴染
スネイプとリリーのドッペルゲンガーの少女との絆的な?

まぁとりあえず一つ一つ潰していきながら実行していきたいと思います\(^o^)/






iPhoneからの投稿
「何言ってんだ、赤司!?」

青峰が声を荒げて二人の間に入ろうとしたが、緑間が手をあげて彼を制した。

不満そうな青峰に向かって、顎でお互いを見つめている二人をしゃくる。

アリスは赤司の言葉に驚いたようだったが、真意を探るように彼の目を伺った。

赤司は彼女を見つめ続けている。

「……それが、あなたの答えなのね?」

彼女は幾分落ち着いたらしく、いつも冷静な声で彼の考えを推し量るように尋ねた。顔の斑は消え、またあの愛らしい表情が浮かんだ。

赤司は頷いた。「精神に問題あり、となれば刑務所行きは免れるだろう。被害妄想に苛まれて彼を…」泣いている男に目をやる。「…刺した、ということに」

「そして、私は自殺未遂をする…ちょっとあなた煩いわよ」

異論があるとばかりに大きく喚く男にアリスが冷たく言った。

男はすぐに静かになる。

アリスは赤司に向き直った。

「あなたが満足するなら、私は何でもするわ」

そう皮肉たっぷりに言う。彼を見る目つきは変わっていた。冷たく、蔑むような視線に。

「そうと決まれば、すぐ行動をしなければね」

そう言って、濡れてぬるぬるするものを赤司の手の中に押し付けた。「これで私のことを思い出すといいわ」

赤司は掌を開き、中にあるものを見つめた。腐った牛乳のような色の球体が二つ、赤い血管がはしり、血でぬるぬるしている。

反射的に手を引っ込め、男の眼球がてのひらから床に転がった。

「ねえ、知ってた?」

アリスに視線を向けると彼女は手首にカッターナイフを押し付け、小首を傾げながら赤司を見つめていた。

「手首を切るには横じゃなく縦に切らなくちゃいけないのよ」

不敵な笑み。

「道に沿って進むの、横切るんじゃなく」

次の瞬間、アリスは躊躇いもなくカッターナイフを自分の手首から引いた。

赤い鮮血がほとばしり、アリスは痛みに唇を噛みしめる。

血が溢れ出しはじめた彼女の手首をすぐさま赤司は掴んだ。大量出血しないように力をこめ、圧迫させる。

その姿を彼女は驚いたように見つめた。

赤司は振り返った。

「桃井、救急車を呼べ!青峰、紫原はタオルと救急箱を持ってきてくれ。黄瀬は保健室へ行って先生を。緑間は黄瀬の代わりに事情を説明しろ。黒子はここにいてくれ」

急な指示に六人は戸惑っていたが、すぐさま行動を開始した。

「もしもし、救急車をお願いします…」

赤司は彼女に向き直った。

アリスの瞳から一筋の涙が頬を伝う。

二人は今までと違う目でお互いを見つめていた。

「…黒子、彼女の傷口を抑えてくれ」

彼女から目を離さないまま赤司が言った。「俺は紫原と青峰をみてくる」

黒子が彼女の手首を代わりに掴むのを確認すると、赤司は彼女から手を離した。

アリスは口を開き、何かを言おうとしたが、彼は背を向けた。

「…どうしてこうなったのかしら?」

彼の背中を見つめながら、独り言のように彼女は呟いた。

黒子は何も言わずに彼女の頭を優しく撫でた。

アリスは目を閉じる。

暗闇が迫り、その瞬間全てが消えた。











iPhoneからの投稿
「…これはどういうことだ、アリス」

暫くしてようやく赤司が口を開いた。

顔は青ざめているが、声は落ち着いていた。

彼女はカッターナイフの刃先を掌で叩きながら、哀れなうめき声を上げている男を顎でしゃくった。「彼はさつきが記録していた皆の情報を相手側に垂れ流そうとしていたスパイよ。だけど」

口元に大きな笑みを浮かべる。背筋が凍るような微笑。「私が止めたの、力づくで」

誰も何も言わなかった。

それを見て、彼女は笑った。「やだ、そんな大した問題じゃないじゃん。でしょ?」

だが赤司の目を見て、彼女の笑みが消えた。

「……どうしてそんな目で私を見るの?」


赤司は何も言わない。ただじっと彼女を見つめている。

「…どうして褒めてくれないの?」

彼女は戸惑ったように手を伸ばしたが、赤司は払いのけた。

ますます彼女は困惑する。

「征十郎…?」

「……」

赤司はため息をつき、鼻柱を揉んだ。

「……まだ電話するな」

ようやく口を開いたが、その言葉はアリスではなく、携帯で救急車を呼ぼうとしている桃井にむけられた。「…まだやることがある」

そこで初めて、アリスは状況を把握した。

唇が震えはじめ、顔面が蒼白になっていく。だがカッターナイフはまだしっかりと握られていた。

「……私は正しいことをしたのよ」囁くような声。信じられないと言わんばかりに赤司を見る。「なのに、どうして何も言ってくれないのよ…!」

唇を噛み締め、今にも泣きそうな顔でアリスが叫んだ。

誰も何も言わなかった。

床に倒れている男がすすり泣く。

「アリス」

ようやく赤司は彼女の名を呼んだ。

アリスは顔を上げる。

顔は怒りで斑で、鼻腔を大きく膨らませている。その時ばかりは彼女をそこまで美しいとは思えなかった。

赤司は落ち着き払った声で言った。

「今すぐこの場で、リストカットしろ」