「メガラ起きろ」
「やだ眠い」
扉を開けたらマルコがいた。
腕時計をとんとんと指し、寝坊だと告げる。
だけど本当に眠たくて、鼻の先でピシャリと扉を閉めた。
彼がイラついて、扉をバンバン叩いているのを無視して、私はベットの横で眠っている見ず知らずの裸の男を見下ろした。
さて、どうしようこの豚野郎を。
海に投げ捨ててもいいし、血を吸ってもいいし…。
だけど…。私はペロリと唇を舐めた。マルコの血の方が絶品なのよね。
それでもマルコの血を吸えない理由ーーーそれは彼の血への渇望を抑制できないから。
もし万が一のことがあれば…。
私は自分を許せない。絶対に。
だから仕方なく、この酒臭い、まずそうな男の血で我慢することにしよう。
私は男の首を持ち上げて、ゆっくりと唇を近づけた。
と。
バキッと音がして、振り返るとドアが蹴り開けられ、マルコが目を丸くして牙を出している私を見ていた。
「…なにやってんの、あんた…」
私は慌ててワイシャツのボタンを閉めた。よかった、パンツははいてある。
「そいつの血を吸う気かよい」
「あーうん」
マルコの険しい顔をみて、私は怯えながら頷く。なに、私なんか怒られることした?
マルコは私を見つめ、そしていきなり上着を脱いだ。
「ちょ、マルコ…!何して…!」
まさか3Pでもする気?!と言うと腹ただしそうに俺にそんな趣味はねぇっと言われた。あらら。
「メグ」
愛称で呼ぶのはあの時だけ。私は驚きに目を見開く。「俺の血を吸え」
「でも…」
「でも、をもう一度言ったら一生俺の血はやらねぇよい」
ニヤニヤ笑うマルコ。
私のために…。
そう思うと、横に這いつくばる馬鹿なんてどうでもよくなってきた。
私はマルコに近づき、その首筋に指を走らせた。
血管がどくどく鳴り熱い血が流れるのを感じた。
「いいの?」
尋ねると彼は笑った。「お前なら」
私はごくりと喉を鳴らし、ゆっくりと毒の牙を彼に突き立てた。
iPhoneからの投稿
「やだ眠い」
扉を開けたらマルコがいた。
腕時計をとんとんと指し、寝坊だと告げる。
だけど本当に眠たくて、鼻の先でピシャリと扉を閉めた。
彼がイラついて、扉をバンバン叩いているのを無視して、私はベットの横で眠っている見ず知らずの裸の男を見下ろした。
さて、どうしようこの豚野郎を。
海に投げ捨ててもいいし、血を吸ってもいいし…。
だけど…。私はペロリと唇を舐めた。マルコの血の方が絶品なのよね。
それでもマルコの血を吸えない理由ーーーそれは彼の血への渇望を抑制できないから。
もし万が一のことがあれば…。
私は自分を許せない。絶対に。
だから仕方なく、この酒臭い、まずそうな男の血で我慢することにしよう。
私は男の首を持ち上げて、ゆっくりと唇を近づけた。
と。
バキッと音がして、振り返るとドアが蹴り開けられ、マルコが目を丸くして牙を出している私を見ていた。
「…なにやってんの、あんた…」
私は慌ててワイシャツのボタンを閉めた。よかった、パンツははいてある。
「そいつの血を吸う気かよい」
「あーうん」
マルコの険しい顔をみて、私は怯えながら頷く。なに、私なんか怒られることした?
マルコは私を見つめ、そしていきなり上着を脱いだ。
「ちょ、マルコ…!何して…!」
まさか3Pでもする気?!と言うと腹ただしそうに俺にそんな趣味はねぇっと言われた。あらら。
「メグ」
愛称で呼ぶのはあの時だけ。私は驚きに目を見開く。「俺の血を吸え」
「でも…」
「でも、をもう一度言ったら一生俺の血はやらねぇよい」
ニヤニヤ笑うマルコ。
私のために…。
そう思うと、横に這いつくばる馬鹿なんてどうでもよくなってきた。
私はマルコに近づき、その首筋に指を走らせた。
血管がどくどく鳴り熱い血が流れるのを感じた。
「いいの?」
尋ねると彼は笑った。「お前なら」
私はごくりと喉を鳴らし、ゆっくりと毒の牙を彼に突き立てた。
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