カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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先週、ほたる祭なるものに行ってきたのですが。
強風と涼しさで、見れたホテルは数匹。
蒸し暑く無風なら、ほたるの乱舞になるらしいのですが。
ほたるより、人のほうが多かったです…
ほたるを見に行った場所は、ほたる祭がされるほど、ほたるがいた場所らしいのですが。
年々、その数は減少しているらしいです。
保護地区として地元の人は頑張ってはいるのですが、その地域だけではなく地域に水をもたらしている山の荒廃に関係があるらしく。
温暖化などで、冬が厳しくなく鹿が激増
↓
鹿が山を食い尽くして山林が禿山化
↓
禿山なので雨水や雪解け水の貯水が出来ず、雨が降ると洪水や鉄砲水や土砂崩れが頻発。
↓
ふもとの川の水量が早くて多くなる
↓
ほたるのたまごや幼虫が流される
↓
ほたる激減
ひいいいいいいいッ!
鹿は田畑に侵入してくるし、もはや害獣。
しかし、鹿が害獣になってしまったのも人間のせいなんですよね…
人間がオオカミを絶滅させてしまったから、天敵が減ったっていうのもありますし。
急な温暖化は人間のせいだろうなあ、と。
カナダにいた時から、こういった話は聞いていたのですが。
実際に見ると禿山化が本当にすごく酷くて。
だって、凄く離れた位置から山肌が見えちゃってるんです。
濁流の通った後とかわかっちゃうくらい。
明らかに生態バランスが崩れてるんですけど、繁殖しすぎてまた減るまで待つべき?
人が捕獲して数を減らすべき?
山が貯水できなくなると、そのうち、稲作もできなくなるし、飲料水にも困る状態になりかねません。
どういう風に解決できるのか?
鹿の数を減らすにしても、どうやって減らすのが効果的なんでしょうか。
マタギの人が大勢いるわけじゃないですし、山に入って狩猟っていうのも現実的に効率性が低い。
そして人間が介入することで、さらに悪化する可能性も高い。
環境破壊の現実をめちゃくちゃリアルに感じたほたる祭でした。
↓肌寒かったし、風が強かったので、蛍は数匹しかみかけませんでした。
↓フードトラックや出店が出ていたので、りんご飴を買いました。
りんご飴好きな姪のために買ったのですが、なんとりんご酢が入っていて、姪の好みじゃなくて、弟と私が食べたっていう。りんご飴、久しぶりに食べました!
田舎ならではのイベントもそこそこありますが。
ほたる祭に行かずとも、実は地元の川沿いも蛍が見れるんですよね…
なので、わざわざ、行く必要もなかったかなあ、と。
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