カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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日本に戻ってきてから、気になったこと…

 

仕事面で病んでしまう人が多い。

しかも優秀な人が理不尽な嫌がらせに近いレベルの足の引っ張りをされて、精神的に病んでしまう。

カナダでも仕事はストレスではあるけれど、日本の労働環境の過酷さって、もはや、異次元レベルのような?

 

仕事を依頼している側が依頼を受けている側に対して優しくないッ!

上司と部下の関係だったり、クライアントと発注先の関係だったり。

ガチで意地悪ッ!

相手を下に見ていることが多くありませんか?

 

あと仕事の依頼先や部下を批判したり、重箱の隅つつきのような指摘をすることで、仕事をした気になっている人の率が高い気が。

 

もちろん、仕事を依頼しているのだから、それに対して、厳しい要求があるのは理解できるのです。

でも、だからといって、横柄な態度が許されるというものではありません。

個人攻撃をしたところで品質があがったりすることはありません。

なのに、誰も得をしない個人的な細かすぎる批判をネチネチとエンドレスでやる人って多くありませんか?

 

あと取引において案件に含まれていない要求は追加料金なのに、「ついでにやっといて!」みたいな感じで発言する人が多くないですか?

 

そして!慣習の年功序列が故の結果だとは思うのですが、マネージメント能力がない人が管理職についた時、能力がなくてもそのまま雇用が続き、ずっと給料の低い人たちが管理職のしりぬぐいをさせられる率がめちゃくちゃ高くありませんか?

しかし、管理職当人は能力のない自覚がないまま。なので、残業したり休日出勤をしたりして『仕事をしている感』をだしているが、周囲には『あの仕事内容で残業したり休日出勤するなんて終わってる…』とうんざりされている。

 

いや、もちろん、仕事ができて、控え目で、お互いの利益を考えるよい企業も、素晴らしい人々も存在すると思います。

 

でも、依頼側と依頼を受ける側が対等だと意識している大企業ってめちゃくちゃ少ない気が。

あと外国人のエンジニアにはとても丁寧な態度なのに、テクニカルアシスタントにはいっている日本人女性にはめっちゃくちゃ態度が悪いとか。

 

加えて日本で仕事のできる人たちが絶望的に仕事のできない人によって低評価をつけられ疲弊させられ、精神的疲労から退職するなど、仕事ができなくなる率がめちゃくちゃ高い国のような気がするんですけど。

人の評価って評価する側にその能力があってこそ、だと思うのですが。

評価する側が仕事をわかっていないことって、日本の場合、多くないですか?

数字やデータでの指標があるというより、上司の気分とかお気に入りとかで大きく変わってしまう。

これは他国でもありがちですが、日本だと年功序列がまだかなり強いので、実力と役職に大きな開きがあることが多い気が。

 

働き方改革って言いますけど、それって生活水準があがること前提でないとダメな訳で。

働き方改革で収入減って、仕事を複数掛け持ちして、さらに疲弊してボロボロとかになっては本末転倒なのですが。

 

日本ってば働きやすさを追求して、それが捻じれてさらに嫌な形に進化しているような?

 

↓カナダで働いていた時に、英語で会議していた時は平気だったのに、日本人とわかった途端にコピー頼んできた日本企業の人たちがいました…

ちゃんとアシスタント業務の人間は他にいたんですよッ!

なのに日本人とわかるやいなや、「コピー取ってきてくれ」だとさッ!

げぼおおおおおおおおおおッ!


 

↓日本企業は意志決定が遅いから仕事をしたくないという人たちもいました…

 

 

というわけで、日本ってば…

働き方改革を唱えながらも全然いい方向に変わってない気が。

過酷な労働環境に驚愕したのでありました。

 

日本の方が無自覚な攻撃者が多い気がします。

私生活なら単に避ければいいのですが、仕事だと、避けられないから疲弊が溜まっちゃうんだろうなあと。

 

優秀な人たちが、疲弊して休職するケースが日本だとめちゃくちゃ多い気がします。

カナダでは仕事を愚痴りながらも、日本ほど生活が仕事に侵食されないから、休職するまで追い込まれないけど、仕事後に疲弊しきって自分の時間を持ちにくい日本だと疲弊から抜け出せなくなるのかなあ?と。

 

頑張れ、日本!

その重箱の隅つつき気質は商品品質の安全面で発揮してくれ!

人の評価や相手への攻撃に使っちゃいかんよッ!