カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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現在、日本にいる私ですが。

カナダに戻る可能性や他国に移動する可能性は0ではないものの、一応、今回が日本への本帰国の予定です。

↑浮草気質なのでまたどこかに移動する可能性もなきにしもあらず。

 

カナダで住んでいたいたアパートは完全に引き払っております。

この引き払ったアパートには10年住んでいたので、他の人より、家賃が激安だったのです。

しかも立地が最高。かつアパートの住民もとてもフレンドリー。とてもいいアパートでした。

私が払っていたのは1300ドルくらい(約14万4300円)だったのですが、私が退去後は、バチェラーが1ベッドルームにリノベーションされて、おそらく新規入居者は2800ドル位(約31万800円)を家賃として支払うのではないかなあ?

みんなから「アパートを引き払うのは勿体ない!」と言われました。

 

確かに他の人より、激安家賃なんですけど。

それでも、1300ドルってかなり大きい金額な訳で。

この激安家賃をキープするために「サブレット(間借り)とかしたら?」と言われたのですが。

安いと言っても1300ドル!(ちっとも安くないぞ!)

そして間借りとして貸した相手が何かしでかしたら、その責任を負うのは私。

そのリスクは負えないなあ、と。

カナダの現在の家賃相場からだと夢のような激安家賃ですが、個人の生活を考えた場合、大きい金額であることには変わりなく。

なので、完全退去することにしました。

 

そして、退去日はオンタリオ州では、大家に60日前に告げなくてはいけないのですが。

オーナーである管理会社がめちゃくちゃ喜んでいたのが、メールの文面でわかりました。

古い入居者は家賃が安いので早く退去してもらって、新しい入居者をいれたくて堪らないからです。

 

部屋のダメージなどを確認しに来た管理会社の人たちも「えー、キミ、引っ越すの?!このアパート、めちゃくちゃいい条件なのに!」と言われました。

 

さらに管理会社から「退去日にリノベーションを始めたいから、退去時間を教えてくれると嬉しい」ってメールが来ました。

キミら、退去日中は、ここ、私が借りてるんですけど!

でも、親切(プっ)な私は「○○時には退去完了しています」と返信しておきました。

 

ちなみにバチェラー(ワンルーム)だったのですが、クローゼットも多くて、モノがあり得ないくらいでてきました…

でも貧乏性なのでなかなか捨てられず。

友人、知人、周囲の人にもらってもらいました。

半ば押し付ける形で。

 

過去に日本からカナダに引っ越すときに、日本でゴミの出し方に厳しい自治体に住んでいた為、引っ越し準備でノイローゼになりそうでしたが。

このカナダのアパートには24時間開いている大きいゴミ捨て場があるので(粗大ごみもOK!)、引っ越し準備初期は…

『いざとなったらアパートのゴミ捨て場に、全部、捨てちゃえば片付くじゃん!』

と思っておりましたが。

実際には、捨てるのでさえ、手間と時間がとんでもなくかかるということを身をもって知ったのでした。

家具などは一人でゴミ捨て場で持っていくのは難しい!

なので、誰かの助けが必要となるのです。

しかも、分解して持って行ったりしなきゃいけない。

そういうことが頭から抜け落ちていたのでした…

 

続く。