カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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2月3日は節分でしたね。

『アレ?節分っていつも2月3日だったっけ?』と思って調べたら。

節分は主に『春分の日の前日』であることが多く(地域や暦で異なる)、春分、節分ともにが暦で変わる日なのだそうです。

偶然にも1985年から2020年までの36年間は、立春が2月4日だったので、節分の日も2月3日だったそう。

今年は2月3日でしたが、来年は2月2日になるそうです。

立春を新年と捉えるところも多く、節分は季節の始まりを指すそうな。

ほえええええ。

 

そしてびっくりしたのが、最近は「福は内」とはいっても、「鬼は外」って言わないところも多いそうですね。

ええええええ、自分が子どもの時は鬼役に豆をぶつけて「鬼は外!」を連呼していましたが。

それはそれで楽しかった気が。

この鬼っていうのはもともとは邪気なを顕わしていたので、払ってもいいと思うんですけど。

鬼という偶像を立ててしまったことにより、生きもの的な扱いになってるってことなんでしょうか?

 

そして恵方巻。

瞬く間に広がった感じがありますけど、子どもの時はなかったはず。

もともとは『関西圏の切り分けられていない太巻き寿司を食べるという風習から』だそうですが。

うち、関西ですが、そんなのはありませんでした…

これもコンビニが「恵方巻き」を販売開始したことで、全国区になったようです。

商売上手ッ!

 

ちなみに恵方巻は食べましたが、切って普通に頂きました。

だって丸かじりより、食べやすい大きさを食べたほうが美味しく感じますし。

それにしても「○○すると願い事がかなう」的なものって、日本では絶大的な経済効果を生みませんか?

日本人のツボを見事にとらえている恵方巻。

恐いわぁ…

何か商品展開することがあったら民俗話とお願い事が叶う的なものを混ぜとくといいのかも。

 

恵方巻、年々、ゴージャスになっていて海鮮巻が本格的なマグロとかウニとかいくらでお値段も高価!

でも、自分の場合、生魚がダメなので、ゴージャスになるほど、食べられないんですよね…

そんなこんなで、弟がサラダ巻を買ってきてくれました。イェーイ!

日本って自分で作るより、

買う方が安いことが多々あるんですよね…

薄利多売とは言え、人件費とか、流通コストの安さ、恐いわ…

カナダだと買うと出来上がり品を買うとめちゃくちゃ高いので、何でも自分で作ってましたが。

一方で、カナダで太巻きを作るとカリフォルニアロールになりがち。

裏巻なので(海苔が内側)恵方巻には向いていないかなあ。

 

そんなこんなで、久しぶりの日本の節分を堪能しつつ(って恵方巻を恵方巻じゃない食べ方で食べただけ)…

日本って食べ物に関連したイベントがいっぱいあっていいなあ…

と思うのでありました。

↑そこかーいッ!

 

断面がしょぼいんですが、日本のカニカマ、美味しい。

そして食べてるうちに海苔が避けてきました。なんでッ!?

 

カルビ巻。そんな巻きもあるのかあ…