カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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ニュースを見ていたら…

遅刻できない弱みに付け込む形で大学共通テストを受ける受験生を狙う痴漢行為があるそうな。

クソ過ぎる…ッ!

 

共通テストに行く途中に痴漢の被害にあった場合は、追試験の対象となるそうです。

 

近年、共通テスト日に痴漢をあおる投稿がSNSにあがったりしているらしく。

もう書き込みした全員に罰金を課してほしい。

少額じゃなくてガツンとくるような金額を!

 

痴漢を捕まえたところで、警察に事情を話したり、事件の被害状況を説明するのは2次被害。

被害者に負担がかかりすぎる!

 

日本って治安もよくて暮らしやすい国であるかのようでいて、こういう陰湿な行為はものすごく蔓延していて、しかもちっとも減っていないっていうのが、めちゃくちゃ気持ち悪いです。

他国でもあるけど、こういう「弱みに付け込む」っていう部分において、日本は独特の粘着的な気持ち悪さが存在するように思うのですが。

 

そしてこの共通テストで全てが決まるような教育システム、改善が必要なように思います。

新卒でないと正社員の道から外れるとか、日本って多数派の道から外れた時からの復活がめちゃくちゃ困難な社会構造じゃないですか?

共通テストとかに関係なく、自分のタイミングで大学に入学できた方がいいと思うのですが。

塾に通わないと大学に入学できない熾烈な教育システムとか、結構、すごい(酷い)なあ、と。

日本の有名大学に行く人って「勉強の仕方がうまい人」であって「賢い人」とは異なる気がします。

「勉強の仕方がうまい人」は要領のいい人であって、それはそれで素晴らしい才能ではあるのですが。

「これは何故そうなるのだろう?」という突き詰めていくタイプの人は日本では花を咲かすことができないのは、すごく勿体ない気がします。

 

とはいえ、勉強の仕方を身につけるというのは大事なことですし、役にも立つので、決して無駄ではないのですが。

 

受験生の皆さまが、共通テストで自分の力を出し切ることができますように!