カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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カナダのニュースを見ていたら…

 

ペットボトル入りの水を飲むと…

大量のナノプラスチックを摂取することになるらしい…ッ!

ひええええええ。

 

水に含まれるプラスチックの殆どがボトル自体か濾過に由来していることが判明したそうな。

1リットルあたり平均24万個のプラスチック粒子!

↑『どうやって数えたんだろう…?』と思っていたらデュアルレーザーを使用した顕微鏡による検出だそうです。

 

3ブランドの5つのサンプルで11万個から40万個の範囲があり、平均で約24万個。

1ミクロン未満の粒子なので肉眼では見えません。

今までの研究ではマイクロプラスチックを調べていたそうですが、今回の研究はナノプラスチック。

マイクロプラスチックの約10~100倍のナノプラスチックが発見されたとのこと。

 

とはいえ、ナノプラスチックが健康に有害かどうかはまだわかってないそうです。

これらのナノプラスチックは哺乳類(人間も含む)の組織に既に侵入してるので、細胞内で何をしているかの研究がおこなわれているそうです。

 

ナノおよびマイクロプラスチック粒子への健康への潜在的影響については科学的合意もないので…

こういう発表は消費者を不必要にこわがらせるだけ

との指摘も。

でもですね、研究者たちは結果を見た後、ペットボトルの水を飲まなくなったり控えたりしているそうです。

何を謂わんかや…

 

一方でこれらのプラスチックが既知の発がん性化学性物質を含んでいると示唆する研究者も。

 

こういった小さい粒子が臓器にどういった影響を及ぼすかはわかってないそうです。

でもこんなに小さいと臓器の膜をすり抜けちゃいますから、やばそうな感じはします…

 

個人的にはペットボトルの水が嫌いなんで、水道の蛇口から飲んでいましたが…

水道水を濾過するフィルターにもプラスチック問題はあるそうな。

つまり、濾過するフィルターによって水中のプラスチックが生じるらしいです。

えええええ、山からの湧き水を飲んだ方がいいのかな?

しかし「野生動物の糞便によって大腸菌とか混じってることがあるから、湧き水は煮沸した方がいい」と言われました。

あと雨のあととか、湧き水は濁るので飲料は難しそうな気も。

 

気にしすぎても精神疲労しますが、身体の健康に関わることなので、そこそこ気をつけたいと思います。

 

日本もカナダもプラスチック消費大国なんですよね…

プラスチックごみの量とか凄いですし。

なるべくプラスチック製品や商品を買わないようにしたいのですが、現代社会において、プラスチックのない生活って、ほぼ不可能な訳で。

とりあえず、できる範囲で環境保全も心掛けたいと思います。

 

お米にマイクロプラスチックが含まれているという話を以前書きましたが…

 
日本のお米もかなり危なさそう…
うちの畑でも「うちで使ってないよね?」的なプラスチック袋の破片がまぎれこんだりしてますし。
雑草除けのマルチ(ビニルシート)も環境にはかなり悪そう。
だからといって、除草剤まいたら余計によくないしなあ。
とりあえず、できる範囲で、環境にできる限りよい選択をしていきたいと思います。
 
 
ところで、ペットボトルの水って開封したら冷蔵庫に入れませんか?
実家では常温で置きっぱなしになっていて気になります…
でも自分は使わないので放っておきます…