カナダ在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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2020年の2月辺りにまことしやかに流れていたのが「コロナウイルスは 中国人サイエンティストがカナダ(ウィニペグ)の研究室(ラボ)から盗んだもの」というヤツ。
こういうフェイクストーリーや陰謀説ってカナダの人は皆聞いたことがあるくらいに思っていたのですが、どうやら違っていたようで。
でもその場にいた別の友人は知ってました。
 
そして友人に「m、ソレ、君が広める原因になってない?」と指摘されました。
うへええええッ!?
陰謀説として話をしていても、その存在を知らない人もいる訳で話のネタとしてそれは持ち出さない方がいいのでしょうか?
しかも、今、コレ、ブログに書いちゃってるんですけど。
でも陰謀説を信じてるわけではありませんし。
 
この陰謀説、中国人の人にとっては不快かもしれませんし。
もっとも自分の周囲の中国人知人は「中国政府ならやりかねない」とか言ってましたが。
中国が嫌いなのではなく、中国政府に対して信用ならないっていう感覚は、中国人の人も多分にあるようで。中国に住んでいるとそんなことはうっかり言えませんけど。
 
何だかこういう話題ってさじ加減が難しいなあ、と。
 
ちなみにこの説は公式にカナダでは「信ぴょう性がない」とされています。

 

この説、アメリカではなくカナダからっていうところがミソじゃないですか?

しかもウィニペグ。アメリカの軍から盗んだとかなら「あーはいはい」って感じなのですが、カナダのラボからっていうと、ありそうな気がしてしまう不思議。

 

こちらの考察も面白いです。

ピュー・リサーチ・センターの最近の世論調査によると、約70%のアメリカ人が、誤った情報は "アメリカ人の政府機関に対する信頼に大きく影響する "と答えているそうな。「どのサイトが信頼できて、どのサイトが注意すべきかを理解するのは重要」とも。でも実際は玉石混淆になってますし。

 

 
コロナ関連は話題にしないほうがいいのかもしれませんが、コロナ禍なのでコロナ以外の話題ってカナダではあんまりありません。ニュースでもコロナ関連が多いですし。
 
オンタリオ州では、子供(5-12歳)のコロナワクチン接種が始まりました。個人的にはその効果に懐疑的ですし、副反応のデメリットにちょっと思うところがあります。重篤化しにくい子供に集団で接種させる必要性を、カナダ政府が宣伝するほどには感じないのです。でもこういうことをいうと白い目でみられそうです。
自分はワクチン接種の選択はあるべきだと考えているので、今のカナダのワクチン義務化の流れにはモヤモヤします。
 
何だか結局、コロナって政治に利用されてるなあ、と思ったり。
 
とりあえず、そこそこ気をつけていこうと思ったのでありました。
 

Stay safe! 

 

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