毒の滴(したたり)-539

事故でのダメージが原因だとはいえ、結局Frozen shoulder(日本語訳は40肩)という結果に愕然。Physiotherapist曰く「事故や手術が原因の場合は若い人でもなる」とのことでしたが、一般的には40代以降の人がなるものとされているそうです。
現実はかくも残酷

しかも肩は回復しているのに検査の度に結果は悪くなるという不思議。スポーツドクターに訊いたところ、「悪くなったんじゃなくて、最初はもっと損傷していたのに検査で検知出来なかったんだと思う」とのこと。今は日常生活に支障がない程度に回復していますが、それでも75%損傷ですから最初の頃は90%くらい切れていたって事でしょうか。事故当初は腕もあがりませんでしたし、激痛でしたから、それを考えると今は楽です。健康って有り難いですね。
手術もできるそうですが、ウェイテイングリストで待っている間に手術しないでいいほどに回復する可能性もあるらしく、手術後も結局リハビリになるので、手術はしないことに。スポーツドクターも、「手術しない方が(君の場合は)いいと思う」とのことでした。Frozen shoulderは手術で解決できないそうです。なので手術しても結局リハビリになる訳ですし。
スポーツドクターとPhysiotherapistから「現段階では更なる検査や追加する運動はないので、リハビリを数ヶ月続けて経過をみましょう」ということで、現在は治療も検査もなく、地味にリハビリをやっています。まさか回復がこんなに長引くとは思いませんでした。スポーツドクター曰く、今までの経過をみていると筋肉の方は順調に回復していて損傷部分が多いとはいえ、可動部分は広がっているのでいい調子。でもFrozen shoulderは一度なってしまうと回復に時間がかかるので、もっと厄介な感じなのだそうです。むううう。
人によっては回復に数年かかることもあるそうで、地道にリハビリを続けるしかないそうです。

たらい回しにされた感じもありますが、説得力のある結果にたどりつけて、回復方法もあるので幸いです。今回、思ったのはやはり『餅は餅屋』。ちゃんとしたクリニックにいかないと、ちゃんとした検査機関に回してもらえません。特にカナダ、MRIなどの検査を受けるには医師の紹介が必要です。事故や病気はないにこしたことがないですが、もし何かあった時のために評判のクリニックやファミリードクターを知っておいた方がよいと思います。ファミリードクターは新規患者を受け付けていないところが多いのでウェイティングリストにいれておいてもらうなどの早めの対応が必要です。ちなみに社会保険のカバーでMRIは無料、Physiotherapistは自腹(相場で30分65ドル、クリニックにより異なります)。会社のベネフィットでPhysiotherapistや鍼治療をカバーしているところもあります。

皆様も怪我や病気にはお気をつけ下さい。

ランキングに参加しています:
人気ブログランキングへ

にほんブログ村