毒の滴(したたり)-538

MRIは身体を全部装置にいれて暗くて狭い空間を耐えなければならないのだと思っていたのですが、私が受けたのは肩部分のみだったので、足下が空いていて、閉所・暗所という感じはありませんでした。

トイレが気になりだすと、特に尿意がなくてもトイレに行きたくなりませんか?病院なので、室温の設定温度が低めで、靴下なしでいると足下が冷えて来て、『トイレに行きたくなったらどうしよう?』とずっと考えていました。この心理状態は、頻尿恐怖症とかトイレ恐怖症などの名前あるそうですが、これって女性なら誰でも経験あるのではなかろうかと。もし、のっぴきならない状態になったら、MRI途中でもトイレに行きますが(←オイコラ)。「下着以外全部脱いで」と言われて素直に脱いだ私ですが、検査対象が足でないなら、靴下は履いたままでもよいそうです。靴下は冷え性の人間にはマストアイテム。撮影箇所によっては1時間くらいかかるそうですので事前にトイレに行った方がよさそうです。私が行った病院は、一度MRIエリアに入ってしまうとトイレがありませんでした(MRIエリアの入室者が制限されている為、一度入ると出戻りできない構造になっていました)。

私が受けたのは音や振動が比較的少ないタイプだったらしいのですが。
それでも「こんなに響くの?」とびっくりしました。
でも友人はMRI中に寝てしまったらしいので、気にならない人には気にならないのかも。

面白い体験でした。

毒の滴(したたり)-538_2

過去記事に医療ブルースとかを書いている私ですが、しんと静まり返った病院で黙々と働く人を見て、感動しました。24時間体制ってすごすぎます。『やる時はやるのだな、カナダ!』と感動を覚えました。ただ、医療格差はありまして、都市部に病院が集中しており、田舎の方で病気になるとかなり大変なようです。しかしながら、待ち時間があっても現代医療にアクセスできるのはやはり恵まれています。

続きます。

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