去年、若手じゃない分際で小児感染症の若手セミナーに参加した
リリーラインです。
個人的には、新しく生まれた娘に「パパ、くさい」と
言われるまでは若手なんだと、そう勝手に思っています。

ところで、その若手セミナーでグループ作成した論文が、
小児感染免疫という雑誌に掲載されました。
山岸裕和, 日馬由貴, 中村晴奈, 潮見祐樹, 矢野直子, 薮本仁美, 竹内典子, 橋本浩一:GBS, あなたは除菌する?しない?GBSの母子感染予防について考える, 小児感染免疫. 2015;27:356-63.
この論文にはグループメンバーが一丸となって
徹夜作業でまとめあげた思い出がたくさん詰まっています。
全員で剣山の上に正座し、目にはハバネロを塗り込み、
少しでも寝ようものなら竹刀でビシバシ叩かれるという記憶が、
今でも海馬の奥底から走馬灯のように蘇ってきます
(すみません、全部嘘です)。
内容は主に、小児科と産科で手を取り合って、
GBS感染症に対峙していこうじゃないかという、
例えて言うなら、ベジータと悟空で手を取り合って
フリーザと戦っていこうじゃないかという、
努力、友情、勝利のジャンプ三原則に則った論文に仕上がっております。

実は、2017年の産科ガイドライン編集委員であられるとある先生からも、
この論文を参考にさせていただきます、
というメッセージを直々にいただきました。
ご興味がおありでしたら、是非、覗いてみてください。